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難民キャンプのシリア人たちが代表者を投票で選ぶ

2013年01月16日 | 国内
1月16日 トルコ東南部キリス県のオンジュピナル・キャンプに暮らすシリア人難民たちが、仲間の中から村長と管理委員会を投票で選出する準備をはじめました。

 Hurriyet
厳しい寒さに悩まされている南部ハタイ県のキャンプに住むシリア人難民たち


投票は1月17日、18歳以上の難民が行い、彼らの代表者を選びます。
オンジュピナル・キャンプには現在、約1万4000人が住んでいますが、3人の女性を含む17人が村長に立候補しています。また、18人からなる管理委員会も選ばれます。
6地区でそれぞれ少なくとも1人の、30歳以上の女性を立候補させることになったいます。

地元県庁は候補者たちにプラカードを提供するなどサポートしています。
選ばれた代表者は県庁とともに、人道的援助、治安、保健、教育、宗教などに関して、管理サービスをサポートします。

・・・大勢の共同生活には代表者や管理委員会は当然、必要でしょうね。


「トルコ政府はパリの殺人事件に責任がある」とBDP共同議長

クルド系政党「平和民主党」(BDP)のギュルテン・クシャナク共同議長は、15日、国会の集会で「先週、パリで起こった3人のクルド女性活動家の不可思議な殺人事件は、トルコ政府にも大きな責任がある」と発言しました。

 Hurriyet
クルド系政党「平和民主党」のクシャナク共同議長


「トルコはこの事件にフランス同様、責任があります。女性たちはトルコ市民です。自国の市民が殺されたのに黙っている国家は、国家とは言えません」とクシャナク共同議長。「この殺人は止めることができたのに、止められなかった」
クシャナク共同議長は「皆さんも3人の葬儀に来ていただきたい」とも言いました。

3人の遺体はフランス当局から15日、彼女らの弁護士に引き渡され、パリのシャルルドゴール空港からディヤルバクルに送られます。
クシャナク共同議長はまた、現在行なわれている政府とPKKテロリストとの話し合いについて、「遅すぎた」と言い、BDPは平和のためなら、全面的に支援すると付け加えました。

・・・結局、BDPとPKKは根はひとつってことですね?


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