トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

集団割礼でペニスを切リ落とされちゃった子供の賠償金は?

2013年01月05日 | 国内
1月5日 東南部のバトマン県の集団割礼式で、誤ってペニスを切り落とされちゃった子供の家族が、保健省に200万リラ(約1億円)の賠償金を要求して国家評議会に訴えました。
割礼式はフツー、それぞれの家族で行なうものですが、地方都市などでは割礼適齢期の子供たちを集めて、いっしょに式と手術を行なう集団割礼がよく行なわれています。そのほうがお金がかかりませんから、集団割礼を希望する家庭も少なくありません。

 Hurriyet
王子様のような衣装を着た子供がずらり。集団割礼式です


でも、今回の事件は悲劇です。3歳の坊やがペニスを切り落とされてしまったのですから、笑い事ではありません。
事件が起こったのは2年前、地方裁判所は60万リラ(3000万円)の賠償金を裁定したのですが、家族はこれを不服とし、200万リラを要求しています。海外の医療機関ででも治療したいから、治療代が必要だと言っています。
資格を持った医師でなく、資格のない病院職員が行ったために起こった事件のようです。

・・・ひどい話ですね。集団割礼で、1日に大勢の子供を手術するとなると、病院もてんてこまいになるのでしょうが、ゴメンナサイではすまない話です。賠償金もっと要求してもいいと思います。


「NATOがトルコにミサイル配備を始めた」と米軍

シリアからの脅威に備えて、NATOがトルコにパトリオット・ミサイルの配備を始めたと、米軍ヨーロッパ司令部(EUCOM)が発表しました。
トルコ政府の要請によるNATOのミサイル配備を支援するため、米軍の要員と設備がトルコ南東部のインジルリク基地に到着すると、米軍欧州司令部は言いました。

 Hurriyet

約400人の米軍の要員が、NATOのミッションを支援して2基のミサイルを操作するために、米軍機で数日内にトルコに向かうということです。
ドイツ2基、オランダ2基を含む6基のミサイルの配備は、トルコの要請に応えたもので、防備のみで、攻撃のために使われることはないと米軍欧州司令部は言っています。


   売春婦サンたちが売春宿閉鎖に反対。抗議デモ

イスタンブール・カラキョイ地区のセックス・ワーカーの方々が、この地区の6軒の売春宿が15日間の営業停止を食らったことに抗議してデモを行ないました。

 Hurriyet

売春婦たちが非合法手段で宣伝して客を集めたための罰則として営業停止にしたと警察は言っています。
「政府は代替案も示さず、私たちの仕事の場(売春宿)を閉鎖させようとしていますが、閉鎖されたら私たちは無秩序な状態で働くことになります」とデモ参加者は言っています。
「政府は2002年から、売春宿の許可証を発行しなくなりました。そのため、10万人の女性が不法で街頭で働いています」と、「セックス労働者の権利協会」の設立者セヴァル・クルチュさんは言っています。
「政府は売春宿を閉鎖すれば売春がなくなると思っているけど、それは幻想です。売春宿がなくなったら、女性たちは無防備な状態で働くようになるだけです。
最近の規制では、売春宿が2度、摘発されたら、無期限営業停止になります」

売春宿閉鎖は、現在進められている「ガラタポート・プロジェクト」のためだと抗議者たちは言っています。
ガラタポート・プロジェクトはカラキョイ=サルパザル地区に、ホテルやショッピングモール、映画館、娯楽センターを建設しようというプロジェクトのようです。

・・・イスタンブールに10万人も売春婦サンがいるってホントでしょうか? ちょっと信じられないけど、ほんとなら、やっぱ、ナントカしなければ、オリンピック呼べませんよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする