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黒海のギレスン島で人骨多数出土

2013年01月18日 | 国内
1月18日 黒海岸の町ギレスンの沖合いに浮かぶギレスン島、実は私も小舟をチャーターして行ったことがあります。当時は無人島で、電気もなく、管理人夫婦がローソク生活をしていました。
でも、この島、ギリシア神話のイアソンらが乗ったアルゴー船も立ち寄ったと言われるほど古い歴史を持った島なのです。島の発掘も昨2011年から始まったそうですから、手つかずの考古学資料が眠っている宝庫だと思います。

 Hurriyet

124体の人骨が出てきたそうです。発掘はギレスン博物館とコンヤのセルチュク大学の考古学部が行なっているそうですが、最近、32基の墓が出土、墓の中から72体の人骨とさまざまな遺品が出てきたそうです。

昨年の発掘ではさらに52体の人骨が発見されましたが、これは教会関連の仕事をしていた人たちの骨だろうと思われます。
コイン4枚、指輪1個、手織機の錘2個なども作業中に見つかりました。

ギレスン県のアリ・シャーヒン知事は「黒海地方で唯一の島であるギレスン島は、歴史的にはアレシアス(Aretias)島と呼ばれていました。この地方の歴史の解明には、この島は非常に重要です」と言っています。


   ドイツのメルケル連邦首相が来月、トルコを公式訪問

ドイツのアンゲラ・メルケル連邦首相が来月25日、アンカラを公式訪問するということです。
それに先だって、2月5日~7日、ドイツのハンス・ペーター・フリードリッヒ内相が討論のためトルコを訪れるそうです。  

 Hurriyet

メルケル連邦首相の訪土は2006年以来3度目です。会談では、トルコとEUの関係、トルコ国籍者のビザの自由化、両国の経済関係、シリア問題などが議題になるでしょう。
PKK(クルド労働者党)を含む在ドイツのテロリストとの戦いも、フリードリッヒ内相との議題になると思われます。ドイツには約3万人のPKK支持者がいるということです。


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