2018年が明けました🐶
今年もよろしくお願いいたします🙇
と、新年のご挨拶もそこそこに……
ロザリー編、第3回目です。
やっとたどり着いたスイスのスタール夫人の館も安全ではなく、夜中に館を抜け出したものの、馬車もなく絶体絶命のロザリーと息子のフランソワの前に現れたのは、ジェローデル💜でした❗️
と、ここまでが前回。
さて、ジェローデル💜は、ロザリーとフランソワをある館に案内し、冬を過ごさせます。
そして、春。
ジェローデル💜は、自分の御者にロザリーとフランソワをスウェーデンのストックホルムまで送らせます。
行き先は、フェルゼン伯爵邸。
そこで、ロザリーとフランソワは、フェルゼン伯爵の妹のソフィアと会います。
フェルゼン伯爵は姿を見せません。
「兄は……(略)……すっかり違った人になってしまっているの」
「本当に人が変わったかのように無口で厳しい人になってしまって……」
それでも、フェルゼン伯爵は、フランソワのために、王立図書館の法律顧問職員という職を用意してくれていたのでした。
喜んで仕事に励むフランソワ。
しかし、大元帥となっているフェルゼン伯爵の評判は決してよいものではありませんでした。
そして、スウェーデンの皇太子が突然亡くなるという事件が起こり……
民衆はフェルゼンが皇太子を毒殺したのではないかと疑い……
フェルゼン伯爵の身に危険が迫ります。
時は、1810年。
ざざざーっと、多少乱暴にまとめてみました💦
しかし‼️
大きな謎があるのです😨
ジェローデル💜は、ロザリーたちを助けた時点で50歳近いはず。
ところが、ロザリーの眼にもフランソワの眼にも、ジェローデル💜は30歳そこそこにしか見えない……
ロザリーの「ジェローデルさまでいらっしゃいますよね…?オスカルさまの副官でいらした……」の問いにも「わたしのことはなにも聞いてはならぬ」と答えるばかり……
謎です😨
ジェローデル💜
ジェローデルの年齢の謎については、思うところもあるのですが、うーん、どうなんでしょう😔
今回、印象的だったのは、フランソワがフランス革命のさなかを生きて、自分を育ててくれた両親を思いやる場面。
革命 というものがよくわかっていなかったフランソワが、当時のパリと似た雰囲気になっているストックホルムで、革命を多少なりとも実感して、両親の生き方に想いをはせ、理解していくのでしょうか。
そして、今回は、ここまで一気に話が進むとは思ってもいませんでした。
フェルゼン伯爵本人は、一切出てこないのですが、フランソワやロザリーの目線でスウェーデンの情勢を語らせ、そして……フェルゼン伯爵の最期が近づいています😨
ロザリー編と銘打ってはいるものの、ロザリーは動かし易いキャラクターで、さまざまな登場人物に絡んでも不自然ではないので、ストーリーが拡がりましたね。
やはり理代子先生は、想像の遥か上を行かれますね。
もう少し体力や画力が有ったら、もっともっと描いてみたいepisodeが、『ベルサイユのばら』だけでなく、『オルフェウスの窓』などでも、おありなのではないかしら?
老いとは、歯痒いものですね。
ロザリー編は、次回が最終回。
次号の「マーガレット」誌に掲載されます。