先ほど、講習会で親しくなった友人とラインで話していたら、「ネガティブな観念を変えるにはそれ相応の時間がかかる」という話題になった。
この友人は、若い頃までネガティブな思考に支配され、不幸続きの人生を送ってきたが、ある本を読んだことがきっかけでネガティブな観念に気が付き、その観念をプラス方向に変えることで自らの努力で幸福な人生をつかみ取った方だ。
今まで何度か記事にしてきたが、心の苦しみというのは、人生のプロセスの中で他者から受け取った、自分を否定する観念、価値観、解釈(受け止め方)が潜在意識の深いところで刷り込まれ、それがその後の体験で強化され定着することで起きる、ということは間違いないと考えている。
生れながらにしてあるものではなく、他者からの影響で身に付けてしまったものであることを認識したい。
自分もある方の本に出合って、このことに気が付いた。そして、心の苦しみを起こさせるメカニズムが実感として理解出来たとき、心の苦しみが和らいでいく方向に舵の向きが変わった。
講習会の友人も言っていたが、まずはこのことに気が付くことが最初なのである。
この事実に気が付かない限り、心の苦しみを解消していくことは不可能だと言い切れる。
そして、このネガティブな観念から発動している潜在意識の回路を断ち切り、代わりに自己肯定の観念を生み出す習慣を無意識レベルで出来るようにするには、それ相応の時間がかかるということでもある。
友人は20年以上かかったと言っていた。
家族を始め、さまざまな人から愛され、生まれながらにして自己肯定の習慣を維持できた人にはなかなか理解し難い世界でもある。
しかしこのような人たちでも、愛情深い人はいる。
心の苦しみを理解してもらえなくても、愛情を受け取ることで苦しみから解放されることは多々ある。
しかしそのためにはかなり自己否定の観念から解放されていることが前提となるであろう。
自己否定に支配されている状態だと、人の愛情を感じ取ることはまず不可能であろう。
私が毎日読んでいる心理学の著者は、常に「観念の観察をすることを忘れてはならない」と強調している。
周囲の人の評価など気にせず、自分を生きているヴァイタリティのある強い人というのは、この「ネガティブな観念」を克服している人だといえる。
純粋動機に従って行動している人である。
ネガティブな観念から開放されてくると、ネガティブな観念に支配されて悪感情に苦しんいる人の現実が手に取るように見えてくるようになる。
だからそのような人の影響を受けなくなってくる。
同時に、純粋に愛情のある人にも気が付いてくる。
心の苦しみを抱えている人は、藁をもすがる気持ちで、短期解決を謳う心理療法に飛びついて苦しみをさらに広げる。私がまさにそうだった。
そのような方法を提唱している方は大体が、心理療法をビジネスにしている方であり、利益を第1に考えている人である。
心の苦しみを解決するには、それ相応の時間が必ず必要であり、その時間というものは短縮しようにも短縮することは出来ないものだと痛感している。
この友人は、若い頃までネガティブな思考に支配され、不幸続きの人生を送ってきたが、ある本を読んだことがきっかけでネガティブな観念に気が付き、その観念をプラス方向に変えることで自らの努力で幸福な人生をつかみ取った方だ。
今まで何度か記事にしてきたが、心の苦しみというのは、人生のプロセスの中で他者から受け取った、自分を否定する観念、価値観、解釈(受け止め方)が潜在意識の深いところで刷り込まれ、それがその後の体験で強化され定着することで起きる、ということは間違いないと考えている。
生れながらにしてあるものではなく、他者からの影響で身に付けてしまったものであることを認識したい。
自分もある方の本に出合って、このことに気が付いた。そして、心の苦しみを起こさせるメカニズムが実感として理解出来たとき、心の苦しみが和らいでいく方向に舵の向きが変わった。
講習会の友人も言っていたが、まずはこのことに気が付くことが最初なのである。
この事実に気が付かない限り、心の苦しみを解消していくことは不可能だと言い切れる。
そして、このネガティブな観念から発動している潜在意識の回路を断ち切り、代わりに自己肯定の観念を生み出す習慣を無意識レベルで出来るようにするには、それ相応の時間がかかるということでもある。
友人は20年以上かかったと言っていた。
家族を始め、さまざまな人から愛され、生まれながらにして自己肯定の習慣を維持できた人にはなかなか理解し難い世界でもある。
しかしこのような人たちでも、愛情深い人はいる。
心の苦しみを理解してもらえなくても、愛情を受け取ることで苦しみから解放されることは多々ある。
しかしそのためにはかなり自己否定の観念から解放されていることが前提となるであろう。
自己否定に支配されている状態だと、人の愛情を感じ取ることはまず不可能であろう。
私が毎日読んでいる心理学の著者は、常に「観念の観察をすることを忘れてはならない」と強調している。
周囲の人の評価など気にせず、自分を生きているヴァイタリティのある強い人というのは、この「ネガティブな観念」を克服している人だといえる。
純粋動機に従って行動している人である。
ネガティブな観念から開放されてくると、ネガティブな観念に支配されて悪感情に苦しんいる人の現実が手に取るように見えてくるようになる。
だからそのような人の影響を受けなくなってくる。
同時に、純粋に愛情のある人にも気が付いてくる。
心の苦しみを抱えている人は、藁をもすがる気持ちで、短期解決を謳う心理療法に飛びついて苦しみをさらに広げる。私がまさにそうだった。
そのような方法を提唱している方は大体が、心理療法をビジネスにしている方であり、利益を第1に考えている人である。
心の苦しみを解決するには、それ相応の時間が必ず必要であり、その時間というものは短縮しようにも短縮することは出来ないものだと痛感している。