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緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

懐かしい中学校時代の校歌を聴いた

2021-07-18 00:05:11 | その他の音楽
今日は講習会の仲間とオンライン飲み会で先ほどお開きに。
明日と言っても日付が変わってしまったが、マンドリンクラブの練習でちょっと遠い所まで出かけなければならない。

昨日、ふと、中学校時代の校歌のことが頭に浮かんできた。
中学と言っても入学した中学校であったが、親が家を新築して転校するまで8か月ほど在籍した学校であった。
この中学での思い出は今までの人生の中でも最も楽しかったものだ。
転校した中学も楽しかったが、この中学での8か月間の出来ごとは、自分の人生体験の中での長い年月の中で、最も印象深く、自分が最も自分に正直に生きることの出来た期間でもあった。

この中学校は合唱がさかんで、2年生や3年生が歌う合唱曲から伝わってくる熱気は今でも記憶に強く残っている。
(モルダウとかハレルヤ)
学校の行事で校歌を歌う機会も多かったが、この校歌を歌う上級生の歌声やピアノ伴奏も40年以上たった今でも思い出すことができる。とくにピアノ伴奏は強烈に印象に残っている。演奏した人も覚えている。

この校歌がもしかしてYoutubeにあるのではないか、という考えが浮かび、まさかとは思ったがあった。

Youtubeの音源を直接公開できないでの、スピーカーを通して録音したものを下記に貼り付けた。
全体合唱ではなかったのが残念だったが、40数年振りに聴いて、その当時のさまざまなことがよみがえってきた。
とくに後半部のフレーズは忘れられないものだ。

某中学校校歌
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"So In Love" Morton Gould And His Orchestra演奏を聴く

2021-03-28 01:11:50 | その他の音楽
今日(といっても日付が変わったが)は、東京新宿で中規模演奏会の第2回目練習、そして帰ってから講習会の実践ワークと、もう疲れただ。
こういうときはこの音楽だ。
"So In Love" Morton Gould And His Orchestra演奏。

1970年代を知っている方は多分ご存知の曲だと思う。
凄い情熱に溢れたエネルギッシュな曲と、ピアノの演奏。
この曲、大好きだ。

"So In Love" Morton Gould And His Orchestra演奏

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NHK大河ドラマ テーマ曲「いのち」を聴く

2021-03-20 22:04:50 | その他の音楽
両親がNHK大好き人間だったこともあり、親と同居していた時代は毎週日曜夜8時に放映されていたNHK大河ドラマをいやでも見るはめになっていた。
しかしこのNHK大河ドラマのオープニングテーマ曲の中にはなかなかいい曲があった。
今でも思い出せる曲がある。
「黄金の日々」、「花神」、「風と雲と虹と」などだ。いずれも1970年代の作品。
しかし一番印象に残っているのは昭和61年に放映された「いのち」(作:橋田壽賀子、主演:三田佳子、役所広司ほか)のオープニングテーマ曲。
ピアノ協奏曲形式のクラシック風でもありポピュラー風でもありそうな、大河ドラマのテーマ曲にしては異色の雰囲気を持つ曲だったが、何故かこの曲が心に強く残っていた。
ピアノで音を1か所外してしまう部分もはっきりと記憶に残っている。
昨日たまたまこの曲をYoutubeで見つけて35年ぶりに聴いてみた。
懐かしかった。
あらためて聴いてみると、ピアノの音にすごい感情のエネルギーが乗っていることに気付いた。
だから恐らく強いインパクトを受けて心に残っていたのだと思う。
久しぶりに聴いたがいい曲だ。

作曲者が誰だろうと思って調べてみたら、坂田晃一という方。
歌謡曲では相当知られた作曲家のようだ。
1942年生まれ。東京芸大中退。
西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」、杉田かおるの「鳥の詩」などの歌謡曲の作曲者としてだけではなく、数多くのテレビドラマなどの音楽も作曲している。
あの世界的に大ヒットした、NHK連続テレビ小説「おしん」のテーマ曲も彼が作曲している。

Youtubeではオリジナルが1つだけだった。
ただ他のテーマ曲も混じっている。「いのち」は53:45から。是非聴いて欲しい。

昭和時代の大河ドラマオープニング集【作業用BGM】


坂田晃一氏の作品表を見ていたら、意外な作品があった。
NHK銀河テレビ小説「帰らざる日々」(1975年放映)。
私が小学校6年生の頃見たドラマだ。
かすかな記憶だが、サスペンスものだったと思う。
この時代のNHK銀河テレビ小説では「黄色い涙」、「青春のいたみ」など、いいドラマがあった。
今では決して見ることのできない作品だ。

この「帰らざる日々」のテーマ音楽をYoutubeで探したら何とあった。
何と懐かしい!。

坂田晃一作品集 ソニア・ローザ / 帰らざる日々


【追記202103210048】

この曲(「いのち」)、やっぱり力がある。
何度か聴いているうちに、内面から前向きな力が湧き出てきた。
もう深夜だけど、もう1本記事書いちゃおうかな。
坂田晃一氏、どういう人なのだろう。これから調べてみようと思う。
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レッド・ツェッペリン「Babe I'm Gonna Leave You」を聴く

2020-09-21 17:49:59 | その他の音楽
昨日の深夜、どういうわけかこの曲を聴きたくなった。

Led Zeppelin 「Babe I'm Gonna Leave You」

この曲を初めて聴いたのが、中学2年生のとき。
当時兄がレッド・ツェッペリンに熱狂していて、レコードを家でがんがんかけていたから、否が応でも聴くはめになってしまっていた。



レッド・ツェッペリンの代表作は「天国への階段」であるが、私はこの曲の他に「Babe I'm Gonna Leave You」がずっと耳に残り続けていた。

中学時代、2年生の終わりに、実家近くに新設された中学校へ生徒の一部が転校することになり、お別れ会(分散会と当時は呼んでいたが)を開くことになった。
ステージでフォークでもロックでもなんでもやっていいということになり、選抜されたチームが出場することになった。
そこでレッド・ツェッペリン狂いの兄がにわかバンドを結成し、私もベース担当として駆り出されるはめになった。
演奏曲は、あの「天国への階段」(Stairway to Heaven)
そして放課後にメンバーの一人のうちにおじゃまし、遅くまで猛練習した。
みんな初めて演奏するので自己流もいいとこだったが、それでもなんとか形になり、分散会当日ステージで演奏しきったことは、中学時代で味わった最も幸福な体験のひとつでもあった。
(しかしその1年後に地獄が待ち受けているとはこの時夢にも思っていなかった)

高校時代はそもそも青白い顔したがり勉をやっていたのと、兄の趣向がハードロックから軽音楽、名前を忘れたが、マヌエル・ベラスケスのギターでかすれた独特の音を出すギタープレーヤー(アール・クルー?)などのミュージシャンに向かっていたので、レッド・ツェッペリンの音楽とは全く無縁となった。
しかし、大学3年生の頃だった思うが、ふとこの頃に何故突然レッド・ツェッペリンの「Babe I'm Gonna Leave You」のワンフレーズが頭に浮かんできて、マンドリンクラブの練習の休憩時間に、記憶していたそのフレーズのいくつかの断片を弾いていたのである。
するとそれがきっかけか分からないが、同期のベースのやつが下宿に来ないかと言ってきて、レッド・ツェッペリンのライブの映画のビデオを見せてくれたのだ。
古い記憶で確かではないが、彼はそのビデオを買う前に、映画館でその映画を23回見たと言っていた(23回という数字ははっきり覚えている)。
そんなに多くの回数を上映していたかは分からないが、物静かな彼がレッド・ツェッペリンの熱狂マニアであることを知って、人間ってみかけでは全く分からないものだと驚いたものである。

Youtubeでこの曲を探してみたらあった。
再生回数、17百万回、評価数、12万、これだけこの曲が好きな人がいるとは。

このYoutubeを聴いたらギターで弾きたくなった。
インターネットで探したらギターソロ譜が見つかったので、早速ダウンロードして録音してみた。

Led Zeppelin 「Babe I'm Gonna Leave You」

録音日:2020年9月21日17:00
録音場所:あばら家
録音機:SONY PCM-D10
音加工なし
※初見なのでちゃんと弾いていません。



Youtubeはこちら。

Babe I'm Gonna Leave You (Remaster)


腹の底から熱いものが湧き起ってくる。
久しく忘れていた感覚だ。

マンドリンオーケストラ曲も、この感覚で演奏したいな。

【追記202009222206】

後半部分のアルペジオの一部も録音してみた。
このフレーズも学生時代にレコードコピーして弾いていた部分だ。

「Babe I'm Gonna Leave You」後半アルペジオ
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ホルスト作曲「日本組曲Op.33」を聴く

2020-05-06 21:23:37 | その他の音楽
ホルスト(Gustav Holst 1874-1934)と言えば、「惑星」というオーケストラ曲で知られた作曲家で、とくに「木星」は誰もが一度は聴いたことがあるに違いない親しみのある曲だ。
この「木星」を聴いたのは中学1年生の時。
授業が終り、掃除の時間にこの「木星」が流れていた。
そして掃除が終り、下校の時間になると、あのジェイ・ベルリナーが演奏する「アルハンブラの想い出」が流れてきたのである。

就職で東京に出てきて、初めて買ったクラシックのCDはこのホルストの惑星だった(カラヤン指揮。永福町のアンドー楽器店で買った)。
このホルストの書いた曲で、珍しい曲を見つけた。
「日本組曲Op.33」。1915年作曲。

Gustav Holst: Japanese Suite Op. 33 (1915)


「日本組曲」は6つの曲で構成されている(バレエ音楽だそうだ)。

I. Prelude: Song of the fisherman 前奏曲ー漁師の歌
II. Ceremonial Dance  儀式の踊り
III. Dance of the marionette  操り人形の踊り
IV. Interlude: Song of the fisherman  間奏曲ー漁師の歌
V. Dance under the cherry tree  桜の木の下での踊り
VI. Final: Dance of the wolves  終曲ー狼たちの踊り

「ホルストが日本人舞踏家、伊藤道郎の依頼により書かれた。全編が日本民謡の旋律で書かれていて、子守唄などは伊藤の口ずさんだものをホルストが採譜したとされ、曲中にも用いられている。」
(別のYoutube投稿の解説より転載)
別の資料によると、あの「惑星」の作曲作業を中断して、書かれた曲だとか。

子守唄とは第5曲「桜の木の下での踊り」であり、あの有名な江戸子守唄だ。
作曲年が1915年だから、伊福部昭の処女作「ピアノ組曲」(のちに「日本組曲」というタイトルで管弦楽用に編曲)が作曲された1933年よりもずっと前のことだ。
伊福部昭の「ピアノ組曲」の構成や、題材の用い方と何かしら共通点があるような気がする。
もしかして伊福部昭はホルストの「日本組曲」を聴いたのであろうか。

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