世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

近辺のこと

2021年08月16日 23時42分46秒 | Weblog
友人からのLINEで、我が家で心霊現象は起きぬかと問い尋ねられた。
彼女の親戚が我が家の近くに住んでいるのだが、最近、その家で心霊現象が多発するらしい。
親戚によると、〇〇(商業施設)からこの近辺まで、霊の道が通っているとのこと。
「お宅は大丈夫?」という彼女の言葉に些かムッとする私。
変な風評被害でうちのマンションの資産価値を下げるようなことはヤメレ。
随時、このマンションの他の部屋がどのぐらいの金額で売りに出されているのか調べている私。
この物件の購入金額よりも高い金額で売りに出されているのを目撃すると鼻の穴をフガフガさせながら小躍りしているのはここだけの秘密。
売らないけど。
そのLINEの返事として「そんなこと起こりません」と即答した。
でも今後の交友を考えて「クマは喋りますけど(クマの絵文字)」と付け加えた。



今日は商談があった。
営業の売込に来たのは若くて聡明な男性。
プレゼンが終わり、少し雑談をするなかで、彼が我が家の近くに住んでいることが判明した。
なんと使っているスーパーも一緒とのこと。
「引っ越して1年になります。とても住み心地の良い街ですね」と若人。
「ですよね~」と私。
仕事じゃなければ、もっと安くていいお店、彼にプレゼンしてあげたかった。



そんな感じで一日を終え、目星をつけていた店に行くが、今日までお盆休みという貼り紙が店先に貼られていて絶句。
小雨の中、引き返せばいいのに適当に歩いていたら道に迷ってしまった。
昔、安田純平さんの講演会で、引き返せばいいのに引き返せずにずるずる歩いてしまう心理についてを聞いたことがある。
今日の私はまさにそれ。ここはシリアだろうか…。
薄暗くて山っぽい道を歩く羽目に。
例の霊の道ってここなんじゃね?
でもなんだか見覚えのある風景だ。
「あ!そういえば、ここ、マンションの物件を紹介されるとき、来た」
そうなのだ。
4年前、この先にある崖っぷちに立っているマンションの内覧に来たことがあるのである。
広くて安かったが、朽ちていたし、何よりこんな山の上まで毎日歩けない。山の上すぎて山上憶良になっちゃう、ということで断った。

やっとこのことで王将にたどり着き、今日は豪華に「極王天津麺」をチョイス。
うむ。いつもの天津麺も美味しいが、これはさすが「極王」がつくだけある。
風味が濃厚で食べ飽きない。
エビもプリプリしている。







そんな感じで、今日は、住んでいる地域に因んだ出来事、そして考えることが多かった。



帰宅後。

吉熊「極王天津麺、美味しかったよねぇ。もう僕、いつもの天津麺には戻れないよ」

やっぱり…私は喋るクマと同居している。

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