世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

My Revolution

2011年01月07日 22時15分36秒 | Weblog
「今年も、この仕事をアナタにお願いシマス」
と、午後、●●●ィ~(部長)に依頼された仕事。
お題に添って、業界紙に載せる文を作成する仕事である(文字制限あり)。
「社長の気持ちになって」というのがミソ。
自分の気持ちですら掴みかねている私が、社長の気持ちをどう表現したらいいものか、わかるはずもない。
毎年、この仕事を振られると途方に暮れるのだが、だんだんのめり込んで、挙句、トランス状態で文章を作っている。
「今年のお題は難しいデスヨ」
と●●●ィ~が言うだけあり、難産だった。
たまに目撃する社長の姿、朝礼のときの社長の言葉、それらを総動員させ、妄想して書きあげたものは3作品。
残業しながら読み返してみて、「いつもあなたを見ています」オーラ全開の、これはある意味、社長宛のラブレターかもしれないと思った。
明日、●●●ィ~を通して社長にお見せする予定。
どんなジャッジが下るのだろうか。


本日は来客が1件。
消耗品関連の売り込みの対応。
けっこうしつこい営業マンだったので、話だけ聞くことにした。
来期の予算作成で経費削減も考慮しなければならなかったし。
やってきたのは若い殿方。
私は驚いた。
資料もらって話を聞いて「さいならっきょ」するつもりだったのだが、彼、自分の会社の経歴から話し始めちゃったんである。本格的なプレゼン開始のホイッスルが鳴っちゃってた。

こんな営業マン、初めてである。

しかも、うちの会社のこともよく研究していて、「明日から入社できるよ」レベル…。
私より詳しいYO!
決算書類から消耗品費を導き出し、「御社では、月々、このぐらいの金額をあの消耗品に使っていますね」と言い当てられた金額がぴったりだったので、思わず目を泳がせてしまった。

帰り際、さりげなく彼に色々と尋ねてみた。
彼は企業研究が好きなんだそうだ。

昔は株懇などに出席してそれなりに名刺ケースがパンパンにもなったのだが、最近の私には異業種の人々と知りあう機会はほとんどない。
なので、今日の営業マンからは大きな刺激をもらった。
よくドキュメント番組やハウツー本に出てくるような「デキる営業マン」。
そんな人種に、生で、しかも合コン以外で、遭遇するのは初めてだった。

同時に、私の約11年間っていったい何だったんだろうって思った。
もっと真剣に会社のことを考えなきゃなって焦りすら覚えた。
明らかに、任されている仕事への自覚や責任感が足りない自分を痛感した。


頑張ろう。
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