世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

自分に帰る

2006年06月19日 00時46分30秒 | Weblog
昼まで寝ていた。
外は小雨。
蒸し暑いのか肌寒いのかうまく判断できない、そんな天気だ。

お茶とケーキを食べながら、母とずっとお喋りしていた。

私は長子。
私が2歳4ヶ月の時に妹が、
妹が2歳4ヶ月の時に弟が産まれた。

私は母に甘えたい時に甘えられなかった。
なので、28歳になった今、マザコン魂に火がついたみたいに母に甘えまくっている。

遅くきた幼児期。
そして永遠のモラトリアムを感じる。

快速ラビット号で赤羽に帰る。
今のところ、実家に行くときもその逆も、「帰る」という動詞を使っている。

川口駅~赤羽駅を遮るように流れる荒川。
荒川を渡り終えると、明日のことを考えている自分がいる。

実家で寛ぐ娘モードの自分。
東京にいる齷齪モードの自分。

どっちの自分になる際にも「帰る」という動詞が該当する。

帰る帰るって…。
一体、私の本当の居場所は何処なのだろう。
しかし、そんなことを考える時間などなく、
すぐにやってくる明日、そして一週間を乗り越えることが私の両手に課せられる。

そんな日常こそ、私の帰るべき自分なのだろう。
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