世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

繰り返される よくある話

2009年07月21日 22時10分45秒 | Weblog
久々にCDコンポを使用。
ネット環境を整えてから、動画サイトで音楽を聴くようになった。
オーディオ機器からは遠ざかっていたんだが、たまには…と思い電源を入れてみた。

久々にポルノグラフィティのアルバムとかかけてみた。
やけに早口な歌がある。
「サウダージ」である。
あの速さに口がついていかないのが悔しい。
つい何度も繰り返し聴き、早口に追い付くべく、額に青筋などを立てながら熱唱。
一人で何やってんだか…。

寂しい…大丈夫…寂しい

この曲を歌うとき、必ず頭に蘇る百人一首がある。
権中納言定家の歌である。

来ぬ人を
まつほの浦の
夕なぎに
焼くや
藻塩(もしほ)の
身もこがれつつ

【訳】
松帆の浦の夕なぎの時に焼いている藻塩のように、
私の身は
来てはくれない人を想って、
恋い焦がれているのです。

愛しい人を待ち焦がれる海女さんの詩である。

「サウダージ」の歌詞に似ていると思うのは私だけだろうか。

幾年経てども、人の心の質って変わらないんだと思う。
恋い焦がれたり、何なり…。

本当、「繰り返される よくある話」(サウダージ)である。

恋愛のことはよくわからない。
けれども、平安時代の宮遣いの女官たちも、私のように
「あー、今日もよくやった。やれやれ。さて、夕飯、何にしようかなー」
などとブツブツ言いながら、退社したんだろうか。

妄想、止まらず。
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3 コメント

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お気にめしましたか・・・ (GASOLINE ★SODA)
2009-07-22 17:05:33
  妄想がどこまで続いていたのか・・・

オレも妄想族で、よくどっかにトリップしちゃうんで・・・

戸川純 面白かったでしょ?
そうとう昔のサブカルのアイドルでしたが・・

歌詞とか、セクシュアル・ラブリー&ヴァイオレンスでしかも文学的と、もうほとんど意味がわかりません!

亮子さんがチェックされたのは「パンク蛹化の女」の方ですかね?


最初にそっちだったら、かなりショックが大きかったかな?

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Unknown (みな)
2009-07-22 21:02:14
みなはこのサウダージの「あなたのそばでは永遠をかすかに(わずかに?)感じたから」

っちゅー歌詞が気になる。

人間の予感なんてアテにならんという気持ちと、いやそんなことはない言葉にはできない感覚というものがあるのだとミナコの中で二人が激論をはじめます。
返信する
Unknown (亮子&吉熊)
2009-07-22 22:34:55
GASOLINE ★SODA殿

>オレも妄想族で、よくどっかにトリップしちゃうんで・・・

お!
妄想族ですか!?
私もです。レディース副総長です。

>歌詞とか、セクシュアル・ラブリー&ヴァイオレンスでしかも文学的と、もうほとんど意味がわかりません!

旋律はカノンですね。
あのシュールなところが好きです。

>最初にそっちだったら、かなりショックが大きかったかな?

PVの方です。
www.youtube.com/watch?v=QsJzwqRmrOs

パンクバージョンも拝見しました。
叫んでますね。
顔は愛らしいのに。このギャップがたまらんです。
GASOLINE ★SODA殿、また素敵なサブカルをご教授ください!!


みな殿

>みなはこのサウダージの「あなたのそばでは永遠をかすかに(わずかに?)感じたから」

永遠をたしかに感じたから、ですね。

嗚呼、私の脳内でも大議論が勃発しはじめました。
どうなんでしょう、実際。
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