世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

…許してつかぁさい。

2011年04月21日 23時57分19秒 | Weblog
然程忙しくは無かったのだが、若干お疲れモード。寒暖の差が激しいのも一因かもしれない。


帰りに寄った図書館ロビーの窓からの眺め。絶景なり。喫煙所もあり、なかなか快適な図書館である。しかし、今日はあまり捗らなかった。



来月開催予定の合コンの日程が決まった。

5月21日

…何か胸に引っ掛かるなと思ったら、津山三十人殺しがあった日、犯人の都井睦雄の命日ではないか。
毎年この晩は、mixiの「津山三十人殺し」のコミュニティに寄せられる書き込みを眺めるのが恒例(年に一度のこの日しか盛り上がらない)。
事件発生当時の時間に合わせてコミュニティメンバーが書き込む「睦雄、山を走る…」といったような臨場感溢れる書き込みを眺め、睦夫の心理を煙草を吸いながら回想する。
「こらえてつかあさい!」と泣き叫ぶ村の衆を次々と斬り殺し撃ち殺して行った睦雄。
夜明け前に山に登り、遺書をしたためて夜明けに自殺する。
睦雄の死亡推定時刻(5時)に「もはや夜明けも近づいた。死にましょう」と睦雄の遺書の言葉を多数の誰かが書き込み、それを読んで私の夜は終わるのである。

結核により村八分になった孤独な青年が一つの村を破滅させたあの事件を思わずに、私の夏は始まらない。

もしも睦雄が、今の、そして都会で生きていたならば、果たして事件を起こしていただろうか。
村以外に生きる地を知らず、息苦しいほどの閉塞感溢れる村(夜這いという風習もあった)で自尊心を滅茶苦茶にされた青年が、きっと今のような時代に都会で生きていたならば、恐らく平凡に生きていたと思う。
抑制する力があるから反発するわけで。
成績も優秀だったらしいし、わりと良い線をいっていたんではないだろうか。
(勿論、秋葉原の無差別殺人犯のような例はあるけれども。)


まあ、そんな夜に合コンに行く私を、睦雄、…許してつかぁさい。
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2 コメント

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そなたを許~す… (隊長)
2011-04-22 07:29:01
「合コンとやら、楽しんでくるのがよし。それほどまで気にかけてくれているのであればワシも心の中で待とうではないか!」

…と、きっと応えてくれますよ。

おはようございます。
私も何年かぶりの合コンを土曜日参加してきます。

お互い結果報告が気になりますね。
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睦雄、降臨? (亮子&吉熊)
2011-04-23 01:21:22
隊長殿

睦雄が降臨したのかと!

こんばんは。
隊長殿、合コンに出席なさるのですね★
おお~!
決戦は土曜日ですね。
同じ生年月日の同士として、応援していますよ!
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