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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

月の満ち欠けのように

2010年06月22日 | Weblog
月例経済報告が出たので、午後から第1四半期決算の定性的情報を纏めた。
叩き台のような文章をいくつか生み出し、吉熊上司に見せた。
「もうさ、君の好きなようにやっていいよ」
と吉熊上司に言われた。今後も時間を見て、固めていこう。

帰り。
当社から駅に向かう道を、リクルートスーツを着用した若人たちがズラズラと歩いていくのを目撃した。
4月に入社した子たちだ。
まだあか抜けないスーツ姿は新卒の証。
今日は本社で研修会があったもよう。

懐かしい。

私も10年前、こうやって同期たちと駅まで歩いたっけなあ。研修が終わったあと、すぐ一斉に携帯にて「お疲れさまです。今、研修が終わりましたっ」って自分がいる店舗の店長に電話をするのが鉄則。
で、駅前の居酒屋で同期会。
愚痴りまくりの馬鹿騒ぎ。
両方の鼻孔に割り箸を突っ込んでいるアホ面Kちゃんの写真とかいまだに持ってる。
でも新卒なのにエリア売上1位だった彼女…元気かな。

そんな仲間の元同期の一人が、先週出産をしたという情報を得た。
数少ない本社組だった子で、いつもランチを一緒にしていた子だ。
なんでも出産には96時間もかかったそうだ。

先日は、出産した他の同期の子が店舗に復帰したもよう。
「マタニティの制服返すから、普通の制服を送ってください」
と依頼された。

みんな、変わっていく。
変わらないのは私だけ?

でも、変わらないものなんてない。
目尻のシワとか、衰えていく体力だとか集中力、仕事での立ち位置だとか。それから人間関係。

月が静かに満ち欠けしていくように、毎日毎秒、何かが変わっている筈。
毎日毎日気づかないだけで、ある日振り向くと「いつの間にかこんなになっちゃって!」と驚くときがある。

どうせだったら、良い風に変わりたい!って日々思っているのだが、生きているだけで精一杯なのが実情だったりする。

おばあさんになって自らの人生を振り返るときに「後悔ていない」と断言できる生き方ってあるんだろうか…。

今宵、ぼんやりと浮かぶ上弦の月に尋ねてみたが、答えは返ってこない。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
変わるもの。 (katz)
2010-06-23 12:00:16
同期の方、大変だったね。
>なんでも出産には96時間もかかったそうだ

犬みたいに、ポンポン産んでしまったので
(上が4時間。下が1時間弱。)
あの痛みが長時間続くと思うと…。

高校の頃の思っていた、
10数年後の自分は、今とまったく違っていた。
でも、後悔はしてないよ。
変わるのが人だもの。
悩んで立ち止まって、
そこで一生懸命考えて出した決断は、
決して間違った方向には行かないよ。

そう信じて、やって来ました。

それでも色々と犠牲にして、
まだまだ悩んでますけどね(笑)

そうそう、お便りありがとう♪
返信する
Unknown (みな)
2010-06-23 14:27:21
ひとは変わってゆくわ・・・

そしてニュータイプへと進化するのだ。


変わるのもアリだけれど,変わらないのもアリでしょう!
変わらないミナコでいたいっす。
肉体の衰えとかじゃなくて。
中身の一番大事な部分。
返信する
Unknown (亮子&吉熊)
2010-06-23 21:37:56
katz殿

96時間って壮絶だよね。

>犬みたいに、ポンポン産んでしまったので
(上が4時間。下が1時間弱。)
あの痛みが長時間続くと思うと…。

偉いよ。katz殿。
1時間だって1分だってだって耐えるの、偉いと思うよ。

>悩んで立ち止まって、
そこで一生懸命考えて出した決断は、
決して間違った方向には行かないよ。

高校時代、よく夢とか語ったよねえ。
「何になりたいの?」とか。

「こんなはずじゃあ」とは思わないけれど、10年後、「こうなりたい」っていう夢がない。今のままを望みながら、でもそれを疑問視している自分がいて。生きるのって難しいね。

>そう信じて、やって来ました。

生物の某S原先生みたいだよ、katz殿。
二人のお母さんであり、教職も持っていて、頑張ってきた(頑張っている)んだなって思う。
クマの生物学について個人授業、きぼんぬ~。

>そうそう、お便りありがとう♪

こちらこそ!!
元気そうなお姿を嬉しかった。


みな殿

>変わらないミナコでいたいっす。
肉体の衰えとかじゃなくて。
中身の一番大事な部分。

そうですね。
変わらないもの、変わるべきもの。
バランスよく生きていきたいです・・・。
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