わたと飲んだ

昨晩は33年来の友人わたと飲んだ。

わたは小3の時からの友達。
小5になる前にわたが転校をした。あの時は涙が出ないほど絶望した。
しかし我々はその後も互いに手紙をしたため続け、気付いたら二人とも東京ら辺に住み、たまにこうして飲んでいる。

やべー、出会ってから33年だよ。
あと33年後といったらお互い74歳だYO！
それまで生きているかどうか・・・。

わたも私も子供が嫌いなので子供を欲しくない主義だ。
―――死後は一緒に竹の根堀りの労働が待っている。
子供を産まない女性はあの世の竹林で鬼に監視されながら竹の根を掘るらしい。
しかも鬼灯で。掘りにくくていじやけるではないか。（いじやける＝栃木弁）
そんなことが描かれている日本画を上野の展覧会で一緒に見て以来、私とわたは自らを竹の根族と呼んでいる。
「こんなに現世で苦労してるのに死んだら竹の根労働が待ってるだなんて」というふうに。
でもわたとだったら絶対に面白そう。そんな気がする。

竹の根だけでなく、他にもマニアックな部分で価値観が似ていて、この33年間、「お～！」って思うことの連続だった。
昨日はセリアに対して気恥ずかしいと言う感情を持ってしまう件について滔々と話した。
セリアとは100円ショップのことである。
そこで売られている商品のディテールが何かにつけてかわいいことについて「・・・ん、なんかね・・・」と感想を漏らす我々。
更には、ヲサレなインテリアには英字新聞柄が多用されることについても盛り上がった。
「（セリアで英字新聞柄のものを買うような）ヲサレ女子は、英字新聞柄のシャツを着る男子を酷評するよね」というわたの意見に激しく爆笑。

昨日、飲みながら思ったのは、我々の話している内容やノリが33年前とあまり変わらないということだ。
小学生のころ、放課後は中央小南側にあった駄菓子屋で100円分の駄菓子を買い込み、校庭の築山でそれらを食べつつ喋っていた。だらだらと。
33年後、駄菓子が酒に、築山が居酒屋になっただけ。
多少老化はしたけど、メンタルは小学生のまんま！！

そうそう、昨日はみつ君に電凸した。
みつも私もわたも4年3組だった。私とみつは去年の中学時代の同窓会で再会。わたとみつは住まいが近くだった。おもしろそうだからとＬＩＮＥでビデオ通話をかけてみた。

スマホ越しだけど、わたとみつは31年ぶりに再会。
数分だったがプチ同窓会を開催できた。
「みつ、変わんねー」
と爆笑するわた。

ちょっと卑猥な店名の居酒屋だったけどコスパ最強のお店だった。
どれも美味しかった。


海ぶどう初体験。


また「やっと会えたね」しようぜ、わた。


引っ越し蕎麦、ありがとう。


わたには伊勢のおかげ横丁で買ったおかげ犬をお土産として贈呈。
私とお揃い！！