世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

有給ホリデー その3(billboard classics ELECTRO produced by Tetsuya Komuro)

2024年07月19日 23時05分37秒 | Weblog
いやさ、本当は今日は順天堂醫院への通院日だったのよ。
でも月初、眼科受診の後、順天堂醫院で主治医以外の先生から薬を処方してもらえたので、今日はべつに有給を取る必要は無かった。
でも、19日を通院日に定めて勤怠届を人事部に提出後、私、小室哲哉様のコンサートのチケットをポチったのよ。
なので有給を撤回しなかった。ということで渋谷に上陸。

小室さんのコンサートは1年3ヶ月ぶり!

渋谷は平日なのに人多すぎ。
緑内障患者にとってここを渡るのは至難。
スクランブル交差点でUnderworldの「Born Slippy」が流れているのを耳にし、胸が熱くなる。
来月、来日するらしい。



「人間関係」でスコーンを食べた。
ここはスコーンを温めてくれ、尚且つクリームも添えてくれる。
土日なら15時過ぎには売れ切れてしまうスコーン。
今日は平日だからだろうか、17時でも潤沢に在庫があった。
ストロベリーとチーズのスコーンをチョイス。



ここの喫煙室で吸い貯め。
嗚呼、小室哲哉様に会えるのだ。緊張する。はぁあああ…すぱすぱ。

LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)へ歩く。
ここに来るのは2003年の島谷ひとみさんのコンサート以来。建物、いつの間にか名前が変っていた。




ブラウン、いた。さすがLINE。



夫(小室哲哉さん)、いた。

46歳にしてアクスタというものを初めて買った。…ふふふ。かわゆい。



席はさすがS席。2階席の前方でウハウハ。



客層は私と同世代の人が多かった。
そう、就職氷河期世代。
私の右側の席はムスッとした女性、左側は会社帰りのサラリーマン。
後ろの席からは「休診にしてここに来た」という会話が聞こえてきた。…開業医?
いずれにせよ、ここに来る者は大体が女子大生ブームの時にはまだ女子高校生で、大学生の時に女子高生ブームで、社会人になってたまに友達とカラオケで「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」を歌って感極まった世代。
中学時代に発表になった小室さんのソロアルバム(ぬめぬめボーカル)の沼から出られなくなった人だと推測。
じゃないとなかなか来ないよね、金曜日の夕方のコンサートなんて。



18:40、開演!(以下ネタばれアリ)


「どうも。小室哲哉ですぅ~」のMCから萌えすぎてキュン死しそうだった。
パリから帰国したばかりの小室さん。若干眠そうだった。
でも曲を重ねるごとに次第に元気になってきた!!頑張れ65歳!!

お衣装は前半と後半が違ってて、最初は胸元におリボンがあってプリンセス感満載。
そう、小室さんは永遠に貴公子なのである。後半のブルーのスーツ姿も王子様感があって良き。髪型もハーフテールにしてて前俺が萌えた。

オペラグラスを使ってまじまじと観察。後半の衣装、靴はヒールが付いていたな←観察しすぎ。

去年のように、いわゆる「小室ファミリー」の楽曲は少なかったけれど、小室さんのソロ曲を耽溺した者だったら絶対に楽しめるはず。


特に「Gravity of Love」が良かった。渋谷の女王・野宮真貴さんがボーカルで小室さんはコーラスなのに、やっぱり小室さんの独特の声が目立ってしまう。好き。
小室哲哉 - Gravity of Love

この曲の世界観に憧れていた学生時代。歌詞にいかにも昭和終盤の都会の男女がにじみ出ててエモい。

「In The Forest」も…。TMNの曲で3番目ぐらいに好きな曲。
生きている間にこの曲を生で聴けるとは思わなかったので涙が出た。
「ママ、産んでくれてありがとう」と心から思うほどこの瞬間のために生まれてきたと感じた。
オーケストラの音と小室さんのピアノとシンセのハーモニーが最高。
TM Network - In The Forest [CAROL TOUR FINAL]



アンコールは「背徳の瞳〜Eyes of Venus〜」
ここでスタンディングオベーション!
YOSHIKIさんのドラムのリズムをオーケストラが上手くフォロー。
小室さんのぬめぬめボーカル(何言ってるのかよくわからない)が爆発。最高に気持ちいい!

アンコールは予想的中、「ランホラ」(RUNNING TO HORIZON)であった!
ショルキーを抱えて演奏する小室さんの可愛さに昇天。
オーケストラ加勢で迫力があった。
Tetsuya Komuro (小室 哲哉) - Japan Expo Paris 2024

(36分~がランホラ)

右側の不貞腐れた女性も涙を流し、左側のサラリーマンもノリノリ。
一体感で包まれた会場に鳥肌が立った。

会場の私と同世代の皆さま。このコンサート後は家庭や仕事といった日常に帰っていくのだろう。
小室さん好きの同世代の人々の生存確認ができて「私も頑張ろう」って思えた。
何より65歳とは思えぬ小室さんのパフォーマンスを観て、元気になった。

嗚呼、やっぱり私は小室さんが好き。大好き。

演奏も勿論良かったが、小室さんのMCが本当にかわいい。
ウケを狙って話してないんだろうけれどどうしても笑わせてしまうところが、なんか嶽本野ばら先生に似ている。
いずれもAB型。AB型男子、マンセー\(^o^)/

渋谷駅まで鼻歌混じりで帰る。

実に濃い一日だった。「ローマの休日」っていう映画があるけど、あのアン王女と五分の充実ぶりであった。

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