goo blog サービス終了のお知らせ 

世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

誕生日旅行 1日目

2023年02月06日 | Weblog
2/4
誕生日は熱海へ。
思い立って先週、ポチッたのだ。



東京から2時間ほどで行ける。


商店街をブラブラ。


妹おススメの寿司屋で昼ご飯。


熱海駅のバス乗り場の前のビル。強烈な看板を目撃した。脱力してしまうほどゆるい。


MOA美術館に到着。来るのは十数年ぶり。


チケットを見せ、エレベーターで上を目指す。天井が映え映え。



「王と王妃」像に再会。







林真理子先生の「戦争特派員」でMOA美術館が出てくる。
上下巻の長編小説で、下巻でやっと主人公が好きな男性と結ばれる。
翌日デートしたのがここ。
MOA美術館と明記はされていないが、絶対にここ。
「紅白梅図屏風」を見たあとふたりはちょっと喧嘩するのだもの。
…って、この件について語ると長くなるので割愛。


いい眺めだな。



国宝「紅白梅図屏風」(尾形光琳)







定時になるとホールの天井に万華鏡の模様が投影される。美しくてうっとり。心療内科の待合室で流れていそうな音楽も良かった。


他の作品も素晴らしかった。




能楽堂。


金の茶室。



グッズ売り場で尾形光琳の絵葉書とかわゆいクマさんの絵皿を購入。
手前の窪みに箸を置ける。
絵柄は春夏秋冬のデザインがあり、散々迷ったが春のもの…芽に水やりをしているクマにした。



誕生日だもの。ケーキが食べたい。
パティシエ鎧塚俊彦プロデュースのスイーツ店・La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizukaでケーキをモグモグ。


手が込んでいる逸品だった。カシスの甘酸っぱさが尊い。

食器は人間国宝の人がプロデュースしたモノ。


バスで熱海駅へと下る。


ホテルのシャトルバスに乗り、熱海の風情ある街並みをぼんやりと眺める。
嗚呼、旅に来たんだなと実感。



17時半、金城館に到着。




グレードが高い五葉館の部屋に通された。
めくるめく昭和感、ぱねぇ!!


明治生まれの祖母が使ってた鏡台に似てる。


窓からの景色。旅情MAX。



19時からお食事。バイキングだ。


色々食べたけれど、鯛のお寿司が一番美味しかった。口に入れた瞬間、鯛の上品な風味がふわっと広がってうっとりしてしまった。





ちなみに飲み放題。


さて、大浴場にいってみようか。
浴衣に着替えてタオルと垢すりを持ち、いざ出陣。

一色紗英状態。
いいなCM 大塚製薬 ポカリスエット 一色紗英 ②


大浴場はそんなに混んでおらず、すんなりと体と髪を洗えた。
露天風呂には関西から来たと思しきご婦人が漫才並みの会話をしていた。
そして去って行った。
時折、冷たい風頭上から吹き抜けるとお湯の表面から湯けむりが生じるのを見つめながら、「いつまでも変わらぬ愛を」を小声で熱唱。

ゆっくりと湯に浸かってると、体の中に募った澱が溶けていくようだ。めっさ気持ちいい。
本当は熱海駅前のビジネスホテルにしようと思っていたのだが、温泉にしてよかった。


湯上りに氷結。たまらない…!!ぐびぐび。



母とLINE通話で話したあと、寝る前にもう一度露天風呂へ。

最高の誕生日だった。

この記事についてブログを書く
« 誕生日旅行 2日目 | トップ | 有給休暇 »
最新の画像もっと見る