心療内科デー。
いつもと同じ時間に行ったのに、ドアが閉まっていた!
私が通う心療内科はけっこうシビアで、18時半にはドアを閉めてしまう。
しかし、最近は18時40分ぐらいまで開いていて、私はだいたい18時30分ぎりぎりに到着していた。
今日も同じ時間に到着したのに、ドアはきっちり閉じていた。
仕方がないので従業員用の裏口に回り、ドアをノック。
暫くして、見知らぬおばさんが
「なんですか?」
と訝しげに問うてきた。
「なんですか?って、なんですか?」
と問おうかと思ったのだが、私も大人だし、「本日予約をしております者です」と名前を添えて答えた。
「今日、受付終了しちゃったんですよねー。あー、確認しますんで」
とおばちゃんは面倒臭そうに言い、ドアは再び閉められた。
10分ぐらい経過しても開かない。
今日は雨。
庇の下で座り込んで秘書検定の勉強をしていた。
これでは門限に遅れて閉め出され、玄関先で宿題をする小学生ではないか。…情けない。
すると、男性が出てきた。
彼はたしか準新人。
彼に中に入るように促された。
待合室に入ると、ざっと20人近くの患者さんがいた。
どこに座ろうかと立ち止まる私の横を、さっきの無礼なおばさんが通過していく。
散々人を雨のなかで待たせておいて、謝りの一つもないのか、この女!と、「激おこぷんぷん丸スイッチ」が入りかけたが、軽く睨むだけでとどめておいた。しかし、怒りはおさまらず、準新人に「いつもと同じ時間に来たのに閉め出すとはいかがなものでしょうか?」とエレガントに微笑んでおいた。
18時30分に到着できない自分が悪いのは承知だが、閉めてしまうことには本当は怒っていない。
しかし、その後の対応に問題がある。確認すると言ったまま10分以上も閉め出したという行為が許せない。
準新人は、「すいません」と謝って、そのまま奥のおばちゃんに報告していた。
やっぱいつものあの受付のおばちゃんかお兄さんがいい!
彼らとの8年間のツーカーの仲をこの新人たちに見せてあげたい。
あーやれやれ…と席に着き、秘書検定のテキストを捲っていたら、準新人に呼ばれた。
今日は混んでいるので、先生がペーパー診察にしたいとのこと。
あーあれか。前にクマ医師がインフルエンザになったとき、こんなことあったなあ。
渡された紙に色々書くと、それを見たクマ医師が処方箋を書いてくれるやつ。
快諾し、この2週間で自身に振りかかったことや気持ちを紙にしたためた。
精神的には落ち着いている。
小さなイライラが勃発するのと、眠れないことが多いけど。
小惑星探査機はやぶさ的に「機能不全多数。されど航行に支障なし」っていう感じだろうか。
最後にクマの絵を描こうかと本気で思ったが止めておいた。
準新人に名前を呼ばれた。
「先生からメッセージがあります」
と出されたものは、処方箋に貼り付けられたクマ医師の言葉。

「きっと大丈夫です!」
おおー!
クマ医師直筆の応援メッセージである。
湯島天神の御守りより効果絶大な気がする。
クマ医師、ありがとう!
処方変更なし
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール




いつもと同じ時間に行ったのに、ドアが閉まっていた!
私が通う心療内科はけっこうシビアで、18時半にはドアを閉めてしまう。
しかし、最近は18時40分ぐらいまで開いていて、私はだいたい18時30分ぎりぎりに到着していた。
今日も同じ時間に到着したのに、ドアはきっちり閉じていた。
仕方がないので従業員用の裏口に回り、ドアをノック。
暫くして、見知らぬおばさんが
「なんですか?」
と訝しげに問うてきた。
「なんですか?って、なんですか?」
と問おうかと思ったのだが、私も大人だし、「本日予約をしております者です」と名前を添えて答えた。
「今日、受付終了しちゃったんですよねー。あー、確認しますんで」
とおばちゃんは面倒臭そうに言い、ドアは再び閉められた。
10分ぐらい経過しても開かない。
今日は雨。
庇の下で座り込んで秘書検定の勉強をしていた。
これでは門限に遅れて閉め出され、玄関先で宿題をする小学生ではないか。…情けない。
すると、男性が出てきた。
彼はたしか準新人。
彼に中に入るように促された。
待合室に入ると、ざっと20人近くの患者さんがいた。
どこに座ろうかと立ち止まる私の横を、さっきの無礼なおばさんが通過していく。
散々人を雨のなかで待たせておいて、謝りの一つもないのか、この女!と、「激おこぷんぷん丸スイッチ」が入りかけたが、軽く睨むだけでとどめておいた。しかし、怒りはおさまらず、準新人に「いつもと同じ時間に来たのに閉め出すとはいかがなものでしょうか?」とエレガントに微笑んでおいた。
18時30分に到着できない自分が悪いのは承知だが、閉めてしまうことには本当は怒っていない。
しかし、その後の対応に問題がある。確認すると言ったまま10分以上も閉め出したという行為が許せない。
準新人は、「すいません」と謝って、そのまま奥のおばちゃんに報告していた。
やっぱいつものあの受付のおばちゃんかお兄さんがいい!
彼らとの8年間のツーカーの仲をこの新人たちに見せてあげたい。
あーやれやれ…と席に着き、秘書検定のテキストを捲っていたら、準新人に呼ばれた。
今日は混んでいるので、先生がペーパー診察にしたいとのこと。
あーあれか。前にクマ医師がインフルエンザになったとき、こんなことあったなあ。
渡された紙に色々書くと、それを見たクマ医師が処方箋を書いてくれるやつ。
快諾し、この2週間で自身に振りかかったことや気持ちを紙にしたためた。
精神的には落ち着いている。
小さなイライラが勃発するのと、眠れないことが多いけど。
小惑星探査機はやぶさ的に「機能不全多数。されど航行に支障なし」っていう感じだろうか。
最後にクマの絵を描こうかと本気で思ったが止めておいた。
準新人に名前を呼ばれた。
「先生からメッセージがあります」
と出されたものは、処方箋に貼り付けられたクマ医師の言葉。

「きっと大丈夫です!」
おおー!
クマ医師直筆の応援メッセージである。
湯島天神の御守りより効果絶大な気がする。
クマ医師、ありがとう!
処方変更なし
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール




