ギャップの作用

以前に合コンをした人々と飲む。

向井理似のイケメンリーマンとは打ち解けられず。
あまりにも美しいすぎるのでなんかやっぱり引け目を感じてしまう。
彼はディズニーランドが好きらしく、年パスを所持している。
好きなものにのめりこむところなどはシンパシィを感じるのだが。会話が弾まない。観賞用。

同じ歳のA君は前回よりもポイントアップ。前回はクールな感じを醸し出していたのだが、今日はみんなのいじられ役に徹していた。

B君が面白かった。顔がミスチルのドラムの人に似ている。
みんなで運転免許の話をしていたとき。
女子が「私の免許証はゴールド。ペーパーなんだけど」と言っているのを聞いていた彼は、

「俺、ブルーのペーパーなんだよね」
とさりげなく言った。

たまに乗って違反するってこと？
どんだけ不運なんだ！？


このB君、本当に面白い人だった。常に周囲を見渡し、面白いことを言おう言おうとしているのが見て取れた。
格好を付けたがる他の男子の足を引っ張った挙げ句、恍惚の表情を浮かべるという真のドＳである。
そんなエンターテイメント性に優れた彼だが製薬会社勤務というのだから世の中分からないもんである。
このギャップを美点と捉えることができたらきっと彼を好きになれるのだが、私自身、おそらくその可能性は低いと推測される。

普段大人しいＯ主任が盛り上げ役になり、私はマイペースに笑って飲んでいた。
嗚呼、笑いすぎて腹筋が痛い。

前回、マシンガントークを展開させていた日本橋のＯＬ・ヤエちゃんが今日は欠席。
残念。会いたかったな。


秋にみんなで温泉に行くことになった。
混浴希望者は私一人だった…。
そんなこんなもあり、なんだか私、今回の飲み会でエロキャラに認定されてしまった。
「最初はお嬢様だと思っていたのになあ」
という評価を賜った。

このギャップはどのように作用するのだろうか。
乞うご期待。…嘘。