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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずなすずしろ

2012年01月07日 | Weblog
昔の言い伝えで、これほどまでにその存在の偉大さを実感できる慣習ってあるだろうか。

七草粥。

この正月も大いに飲み食いに明け暮れた。正月の醍醐味である。胃を壊した6年前の私が見たらびっくりするような食生活を送っていた。もはや酒ジャンキーと化していた。

やはり歳なのだろうか。昨日ぐらいから胃が重い。食べられないわけではないのだが、さっぱりとしたものを求めてしまう。
お粥、とか。


七草粥に入れる草には、それぞれ、効能があるらしい。


★せり セリ科の多年草。田の畦など湿地に自生。
効能/消化を助け黄疸をなくす

★なずな 別名・ぺんぺんぐさ アブラナ科の越年草。
効能/視力、五臓に効果

★ごぎょう (おぎょう)
ハハコグサの異名 菊科の越年草。
効能/吐き気、痰、解熱に効果

★はこべら 別名・はこべ、朝しらげ 撫子科の越年草
効能/腎臓に良い

★ほとけのざ タビラコの別名 菊科の2年草 田や畦に自生
効能/歯痛に効く

★すずな 蕪、カブラの異名
効能/消化促進、しもやけ、そばかす

★すずしろ 大根の異名
効能/胃健、咳き止め、神経痛



正月で疲れた胃を休めつつ元気にしてくれるだなんて、なんて素晴らしいんだろう。七草粥。

世間における大多数の人がこの時期にお粥を求めているのだろう。
だから七草粥の言い伝えは、その存在を確固たるものとして存続しているのだろう。

スーパーに七草粥セットが販売されていなかったので、普通のお粥(フリーズドライ)を購入。


せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずなすずしろ、これぞ七草。
小学校5年生の時に、担任の先生に教えてもらった春の七草。

毎年七草粥を食べながら、「せり、なずな、…」と呪文のように唱える私である。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
売り残り (安藤SGR)
2012-01-08 06:15:18
7日に売り切らないと廃棄なのでなんと勿体無いと、よく思ってました。
今年は我が家の食卓には上がらず・・・親はうまいもんじゃないと言いますが私は好物です(~_~;)
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七草粥 (亮子&吉熊)
2012-01-09 01:01:12
安藤SGR殿

勿体ないですね!
来年こそは七草粥を食べたいです。

安藤SGR殿もお好きなのですね。
私も好きです。
どれがどの草なのかはよく分かりませんが!


そういえば、喪中ですのに年賀状を送付してしまい、申し訳ございませんでした。
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