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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ありがとう!ヴィヴァルディ

2024年02月06日 | Weblog
路面凍結を危惧して、いつもより早めに起き、気合を入れて出勤。
雪が残っていない轍の部分を選んで歩く。
前を横並びで歩くは親子と思しき3人組。
お前らGメン75かよ?と突っ込みたくなるぐらいの正々堂々とした並びっぷりで尚且つ、歩くスピードも遅く、とても鬱陶しかった。
背後から彼らを抜かすタイミングを今か今かと見計らっていて、良きと思しき時がきたのですーっと追い抜かしたところ、両親に挟まれている真ん中の女児が「あの人いけないんだあ」と、たぶん私を指して言っているのが聞こえた。
いつもなら振り返って睨むんだけれども、今日は足元が悪く、歩くことに集中したかったので許してあげた。



やれやれと会社に到着。
同僚が配偶者に車で送ってもらっているのを会社前で目撃。
おお~!あれが愛妻家と噂されている旦那か!とニヤニヤしてしまった。



家族のグループLINEでは俳句を詠む。
妹がUPした隣家のフランス人パパが作った雪だるまの画像を見て私も一句。

子のために
凍てつく手を擦り
雪だるま

俳句を披露しあう、実に典雅なうちの家族である。

今朝、女児に半ギレしたくせに、やけに子煩悩な句を詠んでしまった。
ぜんぶ、雪のせいだ(JRのキャッチコピー)。

寒いので夕食は和幸のヒレカツ丼。
カツ丼食べると自供したくなる。


そして今日2月6日はいい風呂の日。
クナイプのバスソルトでじっくりと温まった。



雪が降るとラブソングを口ずさんでいたのはもう随分前のことのように思う。
今回の降雪では脳内で「四季」 冬 第2楽章が流れる。エンドレスで。

ヴィヴァルディ「四季」 冬 第2楽章

見事なまでに冬の透明な空気感、雪の匂いが表現されている。
この曲をBGMにすると、女児に半ギレした今朝の自分の感情も「一生懸命に出勤している社畜の尊さ」と美化される気がする。
ヴィヴァルディ、ぐっじょぶ。