世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

乙女

2020年01月15日 23時41分47秒 | Weblog
朝から大雨。今年の冬は暖冬なのか、晴天の日が少ないと思う。
キリリとして喉がカラカラになるほど澄んだ冷たい空気、真っ直ぐな日の光こそ冬の醍醐味なのに。
どうせまた私に大嫌いな暑い夏がくるのだから、冬は冬らしくしていただきたい。

昼休みに掃除のご婦人(外注)に声を掛けられた。
いつも話しかけてくれ、服装などを褒めてくれる気さくなおばちゃんだ。
明日から違う会社に派遣されるらしい。
え~!と驚き、同時に喪失感で一杯に。
「これ、お世話になったから」
と紙袋を差し出された。
お菓子だった。
私を想って選んだ気持ちが詰まっていて、昼休み、誰もいない喫煙所で少し泣いた。
最後の最後で互いを名乗るような緩い関係だったけれども、明日から会えなくなるととても寂しい。
ありがとう、Oさん。



会社から退社する時間帯にはすでに雨は上がり、星が見えた。
資生堂のファンデーション(エリクシール シュペリエル リフティングモイスチャーパクト)を購入。

このシリーズ、買うのは2度目なのだが、肌馴染みがとても秀逸。
よれないし、密着感が高い。
下地(ホワイトルーセント)との相性もいい。


今日はレトルトカレーの上に、正月に某くんからもらったソーセージを乗せて食した。
ご飯は母が炊いて冷凍してくれたもの。




高座豚のソーセージである。
食後、一服をしながら某くんに画像を送ってみたところ、「その割れ方。レンジでチンをしたね」と指摘された。
ええ、しましたとも。それが何か?
と思い、
①この物件を購入時からガスの元栓の開け方が不明なこと
②母専用の包丁を引っ越し時から見かけていないこと
を述べた。
彼的には、ソーセージに包丁を使って切れ目を入れ、フライパンで焼く、というストーリー展開を想像していたっぽいので、先回りして、レンジを使用した理由と状況を提示しておいたのである。


私は電子レンジとティファール(湯沸かし器)のみしか使わない。
ずっとそれでやってきた。
20年のライフスタイルを変えるのは困難であることは想像に難くない。

今更、料理をしようという気にはならない。
興味がないことはどうでもいいって思ってしまうし、そういうことにお金や労力や時間を使うのは無駄なことだと思ってしまう。外食、或いは、コンビニかスーパーで買った総菜やレトルト食品だけで食生活を送ったっていいじゃないか。


それに私は「他人に媚びるな」「乙女は自身のポリシーを貫くハードボイルドな精神を持ちましょう」と説く、嶽本野ばら先生の読者(信者)である。
あんな言葉には屈しないし動じない。
これからも続けるよ、レンジとティファールしか使わない生活を。
便利なものを使って何が悪い。

でも最後は「美味しかった。ありがとね」に話が帰結。ふ~、やれやれ。

昨日購入したカプチーノ、ふわふわして美味しい。コクがある。


そういえば今日は母ヨーコたんの68回目の誕生日。
私はメッセージカードとお小遣いを贈呈した。無事に届いたよう。


一部分を押すと「ハッピーバースデー♪」が鳴る。


一番私を想って大切にしてくれるのはきっと母だ。
感謝している。何時までも元気でいてほしいと思う。

そんな母だが、今日は父に外食でお祝いをしてもらったよう。
父が母を、母が父を、と互いの姿を動画で撮影しあって家族LINEにUPしてて、「お、おう・・・」ってなった。
母のセーターが自分で編んだ少しかわいい感じのデザインで、きっと嬉しくてお洒落したんだなと思い、そんな母を乙女だなと思う。
私の「乙女」と母の「乙女」は若干分野が異なるけれども、洋服が好きなところは私よりも母の方が野ばらイズムに通じている。
・・・母は隠れ野ばら信者か!?