世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

川の流れのように

2019年04月14日 22時53分42秒 | Weblog
昨晩は23時半という驚異的に早い時間に寝たせいか、今朝は9時にすっきりと起床。
掃除や洗濯をし、のど自慢をドレッサーの鏡ごしで見ながら化粧をする。
美空ひばりの「川の流れのように」を聴いていたら涙が・・・!!
私も歳取ったんだな・・・。涙腺ゆるゆる。
てか、化粧しながら泣くとアイラインとかぐちゃぐちゃになるだろー!!


のど自慢を観終えて家具店で新居のカーペットを買い求め、地下鉄で神保町へ。
コレクションバザールというハンドメイドの展示会に潜入。

https://collection-bazaar.jp/

場違いかな・・・と思って躊躇していたのだが、気付いたら入店していた。
エレベーターを降りた瞬間、めくるめくかわいいの空間が眼に飛び込んできた。
思わず「ふぁあ、かわいい・・・」とため息を漏らしてしまう。


入場料を払ってすぐ横に在る嶽本野ばら先生に飛びつく。
またどんぐりブレスレットを買ってしまった/(^o^)\
三本目。

どんぐりどんぐりどんぐり!!!



野ばら先生のコーナー、というか店主不在のノバラ座。








オリジナルショッパー(ビニール袋)も野ばら先生らしい。








偶々嵌めていた指輪がパールだったのでこのコにした。ぴったり。

20分ぐらい迷ったんだが、このコにして正解。



主催者の方と野ばら先生談義ができて嬉しかった。
「十四歳の遠距離恋愛」の最後の部分についてなど。
ひゃ~!!ガチの読者だ~!!

こんなにかわいいのに素敵な企画を立案して運営できるだなんて本当にすごい。
かっこいい。野ばら先生が描く乙女そのものである。


勇気を振り絞って来た甲斐があった。
鈍化した神経が活性化された。

他の作家さんともお話しをさせていただいた。
若い人はやはりパワーがある。







神保町の北沢書店(ノバラ座、お茶会が開催された聖地)に寄り、古本屋を徘徊。




北沢書店。



たくさん歩いたのだが、まだ元気だったので明治大学博物館へ。




ここには「鉄の処女」(レプリカ)が展示されている。
エリザベートバートリが愛用した残酷極まりないブツ。
誘い出した村の娘たちの血をこれで絞るんである。
エリザベートバートリ的に生娘の血は最高の美容液だったらしい。ドモホルンリンクルばりの。







野ばら作品「鱗姫」にも出てくる鉄の処女。

あとX Japan 「Rose Of Pain」もこれをモチーフにしている。

X JAPAN - Rose Of Pain [1990.02.04 at 日本武道館]



隣に佇むギロチン(レプリカ)も冴え冴えとしていた。明大博物館、最高。




地元の駅に戻り、すき家でチーズ牛丼を買う。お持ち帰り。



新居の前をわざと通過。
マンション取得という一生に一度の決断をして早3週間。
2週間後の引っ越しが楽しみである。
今日は少しだけいらない服と本を抽出。

NHKスペシャル「密着ドキュメント 片づけ 人生をやりなおす人々」を見ていたら片付けたくなったんである。
物が捨てられない人は過去への執着があるから云々というくだりで激しく納得。
仕事やる気満々というか、無理していた時に買った謎のビジネス本などを全部捨てることにした。
あと番組中、片付けられない依頼者の女性の父親が出ていたのだが、その様態が恐ろしいほど気持ち悪くて片付ける手が止まった。
娘の前で「俺の種付けが~」とか言ってて吃驚。セクハラじゃね?気持ちが沈んだ・・・。


さて、明日からまた新しい一週間が始まる。
新たなどんぐりブレスレットとともに、乗り越えよう。

ひばりさんが歌う「川」には程遠く、小川というか、用水路みたいな人生だけど。
面白そうなことがあるとすぐに枝分かれしちゃう頼りない川だけど。

「海」があることを信じて進むのみ。

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