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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ありがたいこと

2016年09月29日 | Weblog
今日も雨だった。今年の9月は曇天と雨しか思い浮かばない。梅雨がある6月よりも強烈なインパクトをもたらした。トラウマレベルである。

じめじめとした空気を纏いながらの出勤。
空気が重い、呼吸がしずらい。


今日の日替わり弁当は酢豚と餃子。



美味しかったが、餃子はやはり地元・宇都宮の正嗣がピカイチだと思う。

先日両親が正嗣に行った際の画像。



3人前を注文したら1人前ずつ出されたのだそうだ。あつあつのが食べられて良かったとのこと。
満足そうな二人の様子が思い浮かぶ。

そんな母は、最近着物をリメイクしてワンピースを作るのが楽しいのだそう。


手先が器用な母は、私たち子供のセーターを編んでくれたり、ワンピースも作ってくれた。
宇都宮にあった十字屋という生地屋さんで好きな生地を選ばせてくれ、それでワンピースを作ってもらったのである。
また手提げ袋も手作りで、ボタンノーズが住んでいるようなお城とお姫様の刺繍を入れてくれた。誇らしくて嬉しかった。

今度は余った着物の生地でシュシュを作ってくれるそうだ。楽しみ。

私が東京でのうのうと生きていられるのも、両親が元気だからだ。
ありがたいことである。

今週の会社の花。
よく見るとカスミソウが紫なのである。


小さな大発見。


退社後に薬局に寄った。
昨日ポストに入れておいた処方箋どおりの薬を用意しておいてくれる。
顔なじみとなった薬剤師さんに
「昨日も遅かったんですか?」
と訊かれる。
「割と早かったですよ。解放されたのは23時ぐらいだったでしょうか」
と答えた。
23時で早い・・・違和感を感じつつ、仕方が無いと思い直す。


明日は晴れるのだそうだ。
久々に洗濯物がこぴっと乾きそう。
普段は忘れているけれども、太陽光ってありがたいんだなあ。

雨が多い九月だからこそ気づけた。
長雨も満更ではない。



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折り合いをつけて

2016年09月29日 | Weblog
心療内科デー。
いつも待ち時間が長いのでこの日のお昼はがっつりと。安定のオムライス。




待ち時間4時間半。
待っている間は、嶽本野ばら先生の「ロリヰタ。」を読み返していた。
最後に読んだのは10年前。
昨晩読み始めたらやはり面白くて、そして懐かしい。巧い、巧過ぎる。

半自伝的小説だ。表紙の野ばら先生、お若い。


さて診察。
今日はここ三週間の確認。
仕事、生活、睡眠、など。
眠れない日が続き、マイスリーを止めることを止めた件については、ここ最近の天候の不安定からくる自律神経の乱れが要因なのではないかと指摘された。


クマ医師は私に降りかかった事象を見るのではなく、事象に遭遇したときの考え方をじっくりと観察していた。
ここまで根気強く患者の話を傾聴する医者も少ないのではないだろうか。

彼の認知行動療法を受けてから10年。
だいぶ楽観的になったなと自分でも思う。
昔はいつも何かに怯えていた。
今もあるっちゃあるけど、矯正されて会得した物事の考え方を駆使した結果、だいぶ楽に生きられるようになった。


先日読了した嶽本野ばら先生の新著「落花生」の帯にはこう記されている。

「僕がしなければならないのは
 薬物への渇きを
 断ち切る作業ではない。
 欲しいと思いながら、 
 恥ずかしくない方法で
 生き延びていくことです。」

なんだかクマ医師が促している考え方と似ているものがある。

現状とどう折り合いをつけて生き延びるのか、というところが。

現状が第三者のクマ医師の目から見ておかしいというのであれば、適切な案を提示してくれる。
クマ医師は、コンサルのような存在だ。


暑さも今日でひと段落つきそうだということで、処方されている夏限定の漢方薬が一つ減った。
「今年は雨が多いですね」
という話を少しして、終了。


数週間に一度、考え方を確認され、場合に依っては生活や仕事のアドバイスを受ける。
クマ医師、いつもありがとう。



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