世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

アテンション プリーズ

2016年06月23日 22時53分07秒 | Weblog
最近、おもしろいなと思って読んでいるブログがある。

カータンBLOG あたし・主婦の頭の中
http://ka-tan.blog.jp/

バブル期にスッチーだった「カータンさん」のブログである。
スッチー時代の話が特に興味深い。そして面白い。随所に描かれる絵も味があって好きだ。

スチュワーデス・・・客室乗務員というと、やはり女の世界なのでいじめもある。
この回のいじめは読んでいてこちらまで激おこになってしまった。
お札を床にばら撒いて拾わせるK先輩・・・なんて陰湿なんだろう。

おしんスッチー K先輩のいじめ物語(5)


私も販売員時代、これに似た境遇に遭っていた。
当時35歳の店長に
「大卒なのにこんなこともできないんだね」
とか言われた。

また冬の寒い日に3時間も店の前の雪かきを命じられ、店内に戻ったところ
「あれ?○○さん、出勤していたんだっけ?」
と言われた。

私だけじゃない。
1期上の先輩なんて、バックルームに監禁されていた。
外側から鍵をかけられてしまい、閉じ込められていたのである。
内側から叩いたらしいのだが、ドアはぴくりとも動かなかった。

店長が休憩に入ろうとバックルームに入ったとき
「あれ?△△さん、出勤していたんだっけ?」
と、しれっと言い放っていた。
あのわざとらしいすっとぼけた顔といったら、絶望的に卑しかった。


同期も各店舗で同じようなことを体験しているらしかったので、「どこの世界も大変なんだな」と思いつつ11ヶ月が過ぎた。
いきなり人事部から電話がかかってきて、本社に異動。
総務に来たときはまるで天国に思えた。お姉さん方がみんな優しかったんである。


読んでいてそんなことを思い出した。

先輩だから威張ったり、後輩に仕事を押し付けるような人にだけはならないようにしようとずっと思っていた。
時に、他部署の後輩がトップに嘘の報告をして痛い目に遭ったり(2014年←一生忘れない)、仕事を押し付けられそうになったり(2014年←一生忘れない)、苦汁は何リットルも飲んできたつもりだけど、でもどうしても他人に対して意地悪しようとか足を引っ張ろうとは思えない。そういう発想が無い。優しいというのではなく、たぶん他人に対してどうでもいいと思ってしまうのかもしれない。他人のことを深く考えるのが面倒くさいのである。その発想は性格的な要素によるものもあるが、心療内科の心理療法で得たところも大きい。



母が電話で「今が一番穏やか」と言っていた。
子育てを終え、家を建て替えて自分好みにカスタムし、旦那と海外旅行に行き、親戚関係も良好。

将来のこと(老後)を考えると不安になるので、今が一番とまではいえないけれど、私も今は比較的穏やかだ。
人間関係に恵まれ、仕事で頼ってきてくれる人もいる。毎日必ず1度は爆笑している。

そんな穏やかな私の今日のランチ。
オムライスにした。




客室乗務員といえば・・・同期が1年弱で退職して客室乗務員に転職した。
同期の中で一番面白く、ファッショナブルだった子。元気かな。

あと、4年前、北海道旅行に行った際の客室乗務員。
身長153.5センチの私が荷物を降ろす際に笑顔で手伝ってくれた。
紺のクラシカルなワンピースを着用していた私に「お仕事ですか?」と声をかけてくれて親近感が湧いたっけ。

あと、6年前にNYに行った時のアメリカン航空の客室乗務員。
みんな嬉々として働いていてチャーミングだった。

あんな笑顔ができたら、尚一層いい。




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