今日は妹・芋子の誕生日だ。
35歳になった。
芋子は今日、有給休暇を取得し、後楽園にあるラクーアでエステを受けてきたんだそうだ。
今秋に結婚をする芋子にとって、今日は独身最後の誕生日である。
夕方に上京してきた父・クマパパと芋子は待ち合わせをし、そこに会社帰りの私が合流。
都内の居酒屋で芋子の誕生日を祝った。
「おめでとう」

この店は芋子が予約をしたのだが、目利きがいいのか、本当にどの料理もお酒も美味しかった。

特にこのホッケ。
思い出しただけで涎が出る。

「どんな本を読んでいるのか?」
という読書家らしいクマパパの問い。
私が鞄から出した「星ナビ7月号」に見入るクマパパと芋子。

↑そうそう、芋子への誕生日プレゼントは水玉のエプロンにした。
喜んでもらえて安心。
ポップでキュートなデザインを好む彼女とフリフリした花柄を好む私。同じ姉妹なのに、趣味は昔から正反対だった。
クマパパに栃木のお土産を貰った。
「大麦ダクワーズ」
ありがとう。

お酒大好き・クマパパ。
母ヨーコたん曰く、今日は雀宮の実家をぴょんぴょんしながら発ったそうだ。
嬉しそう♪貝の酒蒸しを殆ど平らげていた。

最後はケーキ。
予約の際、自ら誕生日ケーキ(名前入り)を店員にオーダーした芋子・・・何もかもお任せしてしまって、すまん。

「これ、ママにも食べさせたい」
と急にクマパパが言い、店員さんに無理を言ってパックに入れてもらった。
突如として湧き起こったクマパパの妻思い発言にもビックリしたが、立派な容器に入れてくれた店員さんの仕事にも感動。この店、最高。また来ようっと。
そろそろ、いい時間。
私と芋子の最大のミッションは、クマパパを雀宮に帰還させること。
イトカワの砂が入ったカプセルを地球に届けるはやぶさみたいな使命が残ってるのである。
私・芋子→小惑星探査機はやぶさ
クマパパ→カプセル
ヨーコたん→地球
ケーキの片鱗→イトカワの砂
酒→キセノンガス
みたいな。
今日の会は、ただの飲み会ではない!
これは壮大な我が家のサンプルリターン計画なのである。
最後に、姉らしく
「芋子さん。35歳になった抱負をどうぞ」
と話を振った。
そしたら、芋子は
「今、すっごっっっっっっっっっっっっっっっく、幸せです!!今まであった嫌なこと全てが、今あるこの幸せのためにあったんだなあと思えます!!幸せを感じることができるのも、みんなが元気だからなので、みんな、人間ドックを受けてね!!」
とのこと。
幸せを捥ぎ取った35歳リア充発言に全米が泣いた。映画化決定だべ、これ。
私に苛められてべそをかいていた妹がこんなに立派になって。姉ちゃん、嬉しい。
思えば、私が大学受験、芋子が高校受験のときに一緒に図書館に通った頃から仲が良くなった我々。
こんな素敵な子を妹として産んでくれたクマパパと母ヨーコたんに、感謝。ありがとう。
店を出て、駅まで向うクマパパが急ぎ足でワロタ。急に早く帰りたくなったのだろうか。
改札に入る二人を見届けて、私も家に向う。
週半ばにしてはけっこう飲んでしまった。
つい、楽しくて。
芋子さんへ。お誕生日おめでとう。
お互い支え合って生きていこうね。
嬉しいことは倍に!悲しいことは半分に!
クマパパ、ちゃんと帰還できているだろうか。
通 信 途 絶 し て る ん だ が 。

35歳になった。
芋子は今日、有給休暇を取得し、後楽園にあるラクーアでエステを受けてきたんだそうだ。
今秋に結婚をする芋子にとって、今日は独身最後の誕生日である。
夕方に上京してきた父・クマパパと芋子は待ち合わせをし、そこに会社帰りの私が合流。
都内の居酒屋で芋子の誕生日を祝った。
「おめでとう」

この店は芋子が予約をしたのだが、目利きがいいのか、本当にどの料理もお酒も美味しかった。

特にこのホッケ。
思い出しただけで涎が出る。

「どんな本を読んでいるのか?」
という読書家らしいクマパパの問い。
私が鞄から出した「星ナビ7月号」に見入るクマパパと芋子。

↑そうそう、芋子への誕生日プレゼントは水玉のエプロンにした。
喜んでもらえて安心。
ポップでキュートなデザインを好む彼女とフリフリした花柄を好む私。同じ姉妹なのに、趣味は昔から正反対だった。
クマパパに栃木のお土産を貰った。
「大麦ダクワーズ」
ありがとう。

お酒大好き・クマパパ。
母ヨーコたん曰く、今日は雀宮の実家をぴょんぴょんしながら発ったそうだ。
嬉しそう♪貝の酒蒸しを殆ど平らげていた。

最後はケーキ。
予約の際、自ら誕生日ケーキ(名前入り)を店員にオーダーした芋子・・・何もかもお任せしてしまって、すまん。

「これ、ママにも食べさせたい」
と急にクマパパが言い、店員さんに無理を言ってパックに入れてもらった。
突如として湧き起こったクマパパの妻思い発言にもビックリしたが、立派な容器に入れてくれた店員さんの仕事にも感動。この店、最高。また来ようっと。
そろそろ、いい時間。
私と芋子の最大のミッションは、クマパパを雀宮に帰還させること。
イトカワの砂が入ったカプセルを地球に届けるはやぶさみたいな使命が残ってるのである。
私・芋子→小惑星探査機はやぶさ
クマパパ→カプセル
ヨーコたん→地球
ケーキの片鱗→イトカワの砂
酒→キセノンガス
みたいな。
今日の会は、ただの飲み会ではない!
これは壮大な我が家のサンプルリターン計画なのである。
最後に、姉らしく
「芋子さん。35歳になった抱負をどうぞ」
と話を振った。
そしたら、芋子は
「今、すっごっっっっっっっっっっっっっっっく、幸せです!!今まであった嫌なこと全てが、今あるこの幸せのためにあったんだなあと思えます!!幸せを感じることができるのも、みんなが元気だからなので、みんな、人間ドックを受けてね!!」
とのこと。
幸せを捥ぎ取った35歳リア充発言に全米が泣いた。映画化決定だべ、これ。
私に苛められてべそをかいていた妹がこんなに立派になって。姉ちゃん、嬉しい。
思えば、私が大学受験、芋子が高校受験のときに一緒に図書館に通った頃から仲が良くなった我々。
こんな素敵な子を妹として産んでくれたクマパパと母ヨーコたんに、感謝。ありがとう。
店を出て、駅まで向うクマパパが急ぎ足でワロタ。急に早く帰りたくなったのだろうか。
改札に入る二人を見届けて、私も家に向う。
週半ばにしてはけっこう飲んでしまった。
つい、楽しくて。
芋子さんへ。お誕生日おめでとう。
お互い支え合って生きていこうね。
嬉しいことは倍に!悲しいことは半分に!
クマパパ、ちゃんと帰還できているだろうか。
通 信 途 絶 し て る ん だ が 。

