最上川 2009-01-09 | やまがた抄 客先へ伺ふとき、大きく蛇行する最上川の姿に目がとまる。 川幅はあるが瀬が浅く、昔から難所のひとつだったといふ場所である。 この時期にしては雪も少なく、日差しも3月のやうに明るく、晩冬のやうなすがた。 ここ数年、小生にとってはキツイ日々が続いてゐる。 まあ、きっと、チャランポランな小生の為せる結果なのだと、 目の前の最上川を見ながら思ふ。 そして、その川を、喜びも哀しみも怒りも辛みも詰め込んだ木船が往来してゐただらう姿を思ひ描いて、煙草を一本吸って客先へ向ふ。
今年も、また… 2009-01-07 | やまがた抄 元旦の夜、家人に録画権利を取られてしまったものですから、 中継のニュー・イヤー・コンサートは,後半の様子を片づけをしながら見てゐました。 今年も、また、素敵なものでした。 ダニエル・バレンボイムが初めての登場、といふのはニュースか何かで聞いてゐましたが、60代後半になった彼の姿は、少し丸くなってすっかり風格が備はってゐました。 若い頃は、天才チェリストのデュ・プレの旦那として、そして、濃厚なモーツァルトのピアノ協奏曲を残し(今風ではありませんが、小生の愛聴盤でもあります)、 八面六臂の活躍の天才肌の指揮者でした。 指揮者としてはさほど好きなタイプではないので、彼の指揮したディスクはほとんど持ってゐないと思ひますが、それでもニュー・イヤー・コンサートでの、一寸傲慢な、でも茶目っ気のある姿に元旦のひと時を楽しませてもらひました。 (ハイドンの”告別”をプログラムし、ステージから団員が次々と姿を消してゆく姿は、快笑ものでした)
新年会 2009-01-05 | やまがた抄 新年会、といふよりは、帰省してゐた知人を中心に久々にかつてのサークルのメンバーが三々五々集まり、でも、3年ぶりや5年ぶりくらゐの顔もあって、とても楽しいひと時でした。 一寸人気の少ない山形市の旧飲み屋街で飲んだせゐか、12時を回るとあたりも滅法寂しくなり、でも、まう少し飲まうかとぶらり入ったホルモン焼きの店で新しい集まりのスタートが決まり、今年は、少し頑張ってみやう、と新年の決意!
初夢に… 2009-01-02 | やまがた抄 年末、東京の友人からメールが来てゐました。 鷹がかかったが、写真だけ撮って逃がした、といふことだった。 確かに!まぎれも無く、小鷹の姿が添付されてゐた。 徳川家康のやうだ!と関心したものである。 穏やかに新年の時間が過ぎてゆきます。 せめて、夢でも、壮大にー。 (尚、写真の権利は友人にあります)
新年、です! 2009-01-01 | やまがた抄 天気予報の限りでは雪の予報でしたが、 思ひのほかまぶしい程の日差しで元旦が明けました。 午後の初参りも、青空の下で(そのせゐで人出も多く、渋滞と混雑でしたがー)、まずまず、穏やかに年が明けました。 公私共に忙しかった昨年を振り切って、さて、今年はすこしまとまったものを残してゆかう、と思ってゐます。 拙ブロクを見て頂いてゐる方々にも、ご多幸あれと!