やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

ちょっと早めに第9を…

2006-12-14 | 音楽を
    
      

年末は、何かと忙しくなるので、
ちょっと早めに第9のディスクを聴きました。

師走に第9を聴く習慣は持ち合はせてゐませんが、
(ずゐぶんと以前、NHKホールにてN響で聴きましたが、
 その、もわ~んとした音響が嫌で、二度とあのホールには行きませんがー)
先日、ブロムシュテットのベートーヴェンの7番を聴きなほしての、
続きのやうな第9、です。

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮/シュタツカペレ・ドレスデンで、
ベートーヴェン録音の最後の録音。
1979年と1980年。一年間の隔たりがある。
どの楽章がさうなのか不明ですが、全体としての推進力に微妙な結果がでてゐるかー。

終楽章を意識したセッティングのせゐか、音がもやついた感じ。
それでも、7番同様、ティンパニがとてもよい。
9番では、かなり出番も多く、連打の部分も音が素晴しく生きてゐる。

ソリストでは、やはり、テオ・アダムの声がすばらしく、
深々と伸びる声で、見事に終楽章が始まる。
合唱団も、ラストに向かって声が抜けきってゆく。


さて、第9も聴いたことだし、
いろいろとあったこの年も、あと二週間余。
日々の時間を大切に過ごして行きたいものです。



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