やはり、秋が深まってくると、これから初冬にかけて、無性にブラームスが聴きたくなる。
特に、二重にも、三重にも屈折したやうな室内楽がたまらない。
(小生の、性格の暗さか?!)
最近、山形県出身の西原 稔氏の音楽関連の本を読んでゐる。
『ブラームス』といふ評伝を読みましたが、とても丁寧に描かれてゐて面白かった。
特に、”ニーチェがブラームスの作品を「無能のメランコリー」と批判した”といふくだりや、意外やシューベルトの曲ををこよなく愛してゐたといふこと、また、交響曲の一番へとたどり着く長い道程での紆余曲折に改めて感動する。
そして、山の地図を求めに立ち寄った本屋で、ピアノ版による交響曲を見つけ、面白く聴いてゐる。
以前から、NAXOSがシリーズ化してゐる、ブラームス作品の4手によるピアノ作品の一枚です。
2台のピアノための交響曲第3番と第4番が収められてゐました。(連弾ヴァージョンもあるのですが)奏者たちの一寸弱い感じは割り引いても、街と別荘地を行き来してゐたブラームスの、勁さと弱さが同居するやうな、とても愛すべき演奏でした。
特に、二重にも、三重にも屈折したやうな室内楽がたまらない。
(小生の、性格の暗さか?!)
最近、山形県出身の西原 稔氏の音楽関連の本を読んでゐる。
『ブラームス』といふ評伝を読みましたが、とても丁寧に描かれてゐて面白かった。
特に、”ニーチェがブラームスの作品を「無能のメランコリー」と批判した”といふくだりや、意外やシューベルトの曲ををこよなく愛してゐたといふこと、また、交響曲の一番へとたどり着く長い道程での紆余曲折に改めて感動する。
そして、山の地図を求めに立ち寄った本屋で、ピアノ版による交響曲を見つけ、面白く聴いてゐる。
以前から、NAXOSがシリーズ化してゐる、ブラームス作品の4手によるピアノ作品の一枚です。
2台のピアノための交響曲第3番と第4番が収められてゐました。(連弾ヴァージョンもあるのですが)奏者たちの一寸弱い感じは割り引いても、街と別荘地を行き来してゐたブラームスの、勁さと弱さが同居するやうな、とても愛すべき演奏でした。
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