先日の面白山高原へ車でゆく道はふたつー。
山寺から、川沿ひの細い、落石もある道をゆくか、天童側からひとつ峠を越えてたどり着くか、です。
孫もゐたので、峠越えにしましたが、紅葉の美しい山道を、平原綾香のCDを流しながら向かひました。
”これ、真央ちゃんの曲だ!”と、家人はハチャトリアンの仮面舞踏会が流れるとシタリ顔でしたが、
どちらにしても、澄んだ空気と紅葉が、結構マッチングでした。
この、高域がでない、ブレスのひどい、けれど妙に惹きつける中音域の独特の声に、曲想がはまると彼女独自の世界が展開される。
2枚のアルバムの中では、”ラヴェルのパヴァーヌ”、”モルダウ”、”カッチーノのアヴェ・マリア”、”オン・ブラ・マイフ”、”ラフマニノフの交響曲”あたりが白眉です。
どの曲でも、作詞が素晴らしいです。