二日続けての穏やかな好天で、なんだか、気持ちもすっかり緩んで、だら~とした、けれど心地よい正月を久方ぶりに過ごしてゐます。
年末に訃報が伝はった女優・高峰秀子さんを偲んで『喜びも悲しみも幾歳月』のDVDを借りてきた。よき時代の映画である。
『乱れる』、そして『浮雲』を偶然DVDで見て以来、この頃の彼女の映画をずゐぶんと見ました。
気持ちの迷ひの果てに、山形の銀山温泉へ逃げた女のラストの彷徨(『乱れる』)、鎖縁のやうな、腐れ縁のやうな関係を清算できず、道行のやうに南の島へ果ててゆく男と女(『浮雲』)。
圧倒的な名演でした!
凄まじい数の映画にでられてをりますが、追従を許さない方でした。 合掌
詳細なサイトがありました。こちら、です。