小春日和 2010-11-21 | やまがた抄 忌中の葉書きを投函して、買ひ物へ出かける。 街は、穏やかな日差しにあふれてゐた。 ここ数日、ぐっと冷えこんで、朝も濃い霧に包まれてゐた。 いよいよ、冬の始まりです。 今夜の鍋の具材と、いつも売り切れてしまふスケジュール帳の来年版を買ふ。 店頭には、すでに、クリスマスの飾りと鏡餅が並べられてゐた。 喜びも哀しみも充分ではないのに、時間は待つこともない。