蔵王の麓の集落では、まだ、水仙が真っ盛り、です。
『タクシー・ドライバー』、を見る。
30年以上前か、映画館で見たときには、暗く、やるせない映画だった印象しかありませんでした。監督の名も、主演の青年の名前も失念してゐました。
けれど、30年? ぶりに見たこの映画、こんな傑作! の映画だったとは!!
青年は、デ・ニーロだったのですね。
1970年代、アメリカの映画は、重いテーマに真っ向から向かった作品が多かった。この映画は、時代的な背景は少ないけれど、徐々にキレテゆくひとりの青年の凄みを、デ・ニーロの天才的な演技と相まって、息つくひまなく見せてゆく。