やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

『Spring Is Here』/小曽根 真

2008-11-15 | 書棚のジャズアルバムから


小曽根 真を聴いたのは、10年ほど前でしたかー。
山形のジャズ愛好家に誘はれて、満席となってゐた小さなホールで初めて聴きました。
トリオのバックは日本人だったと思ふ。圧倒的な力量とリズム感で、大盛り上がりの一晩でした。

『Spring Is Here』
スタンダード中心のアルバムなので、楽しみに聴きましたが、
勿論、どれも見事な演奏で、クリアな音色、歯切れのよいリズム、ジョージ・ムラーツの達者なベース、ロイ・ヘインズの強いドラム…。

でも、何か、物足りない。
それぞれのトラックは完璧なのに、聴き終はると”得をした!”といふ気にならなかった。
まあ、天邪鬼の小生の至らなさなのでせうがー。