夏から秋にかけて、この黄色い花が道路沿ひに繋がります。
確か、メキシコあたりからの帰化植物だったはずですが、
外来種特有の、凄まじい繁殖力を持ちながら、
悲しい定めをもった植物です。
場所によっては、花粉症を引き起こすほどの繁殖力を持ち、
(それは、他の植物の生育を妨害する分泌物を出すらしいのですが)
次々と駆逐しながら生育範囲を広げてゆく。
やがて、彼らだけのエリアになってしまふと、今度は、
自らの分泌物で自らの成育を止め、やがて死滅してしまふ。
「何のために他を傷つけてきたのだ!」といふ叫びが(叫ばないか?)
聞こへるやうなラストを迎へるといふ。
でもやはり、植物、動物には、淘汰といふことがあります。
小生などは、出るものは冷や汗くらゐしかありませんが、
やがて、毒性のあるだらう分泌物を栄養に還元してしまふ
セイタカアワダチソウⅡが出現するに違ひありません!
(^_^;)