Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

バラ画家 ジョセフ・ルドゥーテ

2011年08月26日 | スケッチ お絵かき
毎年送って来る美しいKomatsu Gardenからのバラのパンフレット。今年は繊細バラ画家として有名な ルドゥーテが描いた 「ロサ ケンティフォリア」と呼ばれるばらの表紙でした。あまりの美しさにうっとりと眺めて今更ながらに バラ の不思議さを感じ入るのです。このバラの花びらは一体何枚あるのかしら?勿論まだ見たことはない名前です。








ピエール ジョセフ・ルドゥーテ1759年 ベルギー生まれ
1817-1821年 「バラ図譜」出版
1840年 没

父は宗教画家
兄弟は装飾画家

マリーアントワネットやナポレオン妃ジョセフィーヌから寵愛を受けた宮廷画家。
芸術的、且つ植物図鑑のごとく、葉脈まで描かれている。最初にこの画集を見たのは
渋谷 BUNKAMURA でした。それから虜になったのです。

彼は裕福でしたが後年は浪費家の故に、銀食器まで売りつくしたとされています。

でも私考えますに、つくづく絵とか、作家なんかもそうですが、ある程度 才 (いわゆる血ですね)、これを持って生まれてくるのじゃないかと、、思うのですよ~。
努力だけじゃダメなんだなあ~、、って。でも下手の横好きの私のような者がいて、楽しんでるのもよろしかろう、、と。病床の友にカードにして送ります。彼女も絵が好き。



そんな弁解しながらも頑張って ルドゥーテを模写したのを恥ずかしながら一枚載せてみます。バラを描くのは、はじめは模写がいいかなあ と思いました。私の場合は油じゃなくて、透明水彩絵の具で描きたいので 白 を塗らずに残すのです。(画用紙の白)

大須賀先生から今は少しお休みを頂き、もっぱら植物を気楽に練習しています。風景画にあこがれ、トライしましたが 才 がなく結局あきらめたのですよ。でも師の色彩へのあこがれは尽きることがありません。そしてお人柄にも。


スケッチのバラ Semi Plena (セミプレナ)これもまだ見ぬバラです。


ルドゥーテさま、未熟な生徒の良き師でいてください。
もうすでに、170年も前に別の世界へ行かれたのですが。






コメント (6)
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