春の七草
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
二日、初詣に出かけた帰り、初売りのロンロンに立ち寄り、七草を買い求めました。
若々しく柔らかい緑のそれを眺めているとやっぱり画いてみたくなりました。
意外と難しかったのは、素材がみどりのみであることでしょうか。
一月七日、門松をはずし我が家はこの七草を刻み,七草がゆを頂きます。
なぜか鏡餅を小さく切り、一緒に入れます。(多分この風習は子供の時からの、、)
お正月に食べ過ぎた胃を休めるためとは周知のことですが?
お正月以外でも時々おかゆをして青みを入れて頂きます。
薬膳効果もありますね。
せり (セリ科) 競り合って生えるところからこの名前が付いたとも言われています。
なずな 〈アブラナ科) ぺんぺん草のことです。
子供の頃チョット種のところを下に割いてくるくる廻して遊びませんでしたか?
ごぎょう (キク科) 母子草 葉は白っぽいグリーンで黄色の花が咲きます。
はこべら (ナデシコ科) 白い小さな花。子供の時、鶏の餌はこの葉っぱと決まっていました。
ほとけのざ(キク科) 本当の仏の座もありますよ。(葉っぱが連座になっていて、紫の小さな花を付けます。)
すずな(アブラナ科) かぶです。
味噌汁、一夜漬け、糠漬け、美味しいですよね!
すずしろ(アブラナ科) 大根ですね。 年中活躍する野菜。我が家は イカ、里芋、大根をあまり砂糖を入れないで煮込んだものが大好きです。
実物はすべて、10センチ弱の ミニ七草です。
(スケッチをクリックしたものが、ほぼ実物大です)