2023年2月28日、厚労省は2022年人口動態統計速報を発表しました。夜のニュースでは出生者数が80万人を切った事は話題にしていましたが、2022年に2021年よりも死亡者数が13万人増加した事は無視した様です。出生者数の減少も合わせると2022年に日本の人口は80万人近く減少したことになります(下図)。10万人規模の市が5-6個1年で日本から消滅した計算になります。いずれにしても、超過死亡1-2%の変動はあり得る事とされますが、9%近い変動は大きな疫病、災害、戦争など明らかな原因がないと起きない事態です。これを問題にしないヒトは「人の命は大事」と言う資格はないし、日本人の大量死ですので「愛国」を語る資格もありません。
下図に死亡者数の月別推移を示します。前年同月よりもグラフが上にあれば超過死亡であることが解ります。この図から解る事は2022年は全ての月で2021年よりも死亡者数が多いのですが、〇を付けた3月、8月、12月が特に飛びぬけて多いという結果です。それは2021年の死亡者数がほぼ2020年の死亡者数(2020年はコロナが流行し出したにも関わらず、超過死亡はマイナスであった)の推移と類似している事と大きく異なります。つまりこの丸印の月、或いは遡って同じ時期に、大量死につながる何か特別な事があった明白な事実があります。
死亡者数の月別推移、冬季に死亡者が増加するのは例年通りだが、21年は増減が異常
ワクチン投与から5か月ほど経過した時点で、血栓症や癌で死亡するヒトが増加するという説があります。公開されているデータから日本におけるワクチン投与のピークと超過死亡の推移を下図に示します。ワクチンで何故癌が増加するかの機序については前のブログで紹介しました。2022年末から5回目のブースター投与(世界で未だに狂った様にワクチンを打っているのは日本だけですが)が開始され、オミクロン対応の2価ワクチン投与も始まりました(5回目のピークの次にある小さいピーク)。もし、今年の5-6月に日本人の超過死亡の異常な増加が見られた場合、まさにワクチンが日本人の超過死亡の原因であるという否定しがたい科学的証明になるでしょう。
our world in dataの日本のワクチン接種数と超過死亡積算値を日付を合わせて比較