HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

HIGH HOPES TOUR

2015-03-06 21:51:19 | ROCK

     

昨年末にオーダーしていたブルース・スプリングスティーンのHIGH HOPES TOURの
ライブ盤が到着した。HIGH HOPES TOURは全部で34公演が行われ、そのうちの
30公演が公認のライブ盤として世に出たのだが、何を血迷ったか(笑)年末で
浮かれていたのか、すべてのライブ盤を購入してしまった。

ボスのHPからもリンクが貼られているLIVEDOWNLOADS.COMが販売元で、
私は過去にはブラック・クロウズのライブ盤をよく購入した。プレスCDではなく、
CD-R仕様であり、どのジャケットも日付以外は同じデザインなので面白みに
欠けるところもあるが、ブートレグではなくオフィシャル盤であるので、これは
揃えたいという欲望が頭をもたげたわけだ。

オフィシャル・ライブなので、当然ながらサウンドボード音源であるが全体の
ミックスはどれもやや平坦なようにも思える。しかし、何度も書くがボス公認である
ので、ここはライブの熱量を存分に感じることに専念するのが筋だろう。
どの公演もCDR3枚組仕様。全部聴けばCDR90枚分の演奏を聴くことになる。
まだ、3公演しか聴いていないのだけど。(笑)

ツアーは1月26日、南アフリカのケープタウンから始まる。オープニングが
『FREE NELSON MANDELA』であるのが、彼の地でのコンサートであることを
容易に物語る。その後、オセアニア地区へツアーは移動。2月26日ブリスベンでは
オープニングがビージーズの『STAYIN' ALIVE』のカバー、その後デビュー・アルバムの
「GREETINGS FROM ASBURY PARK N . J .」から、立て続けに3曲を披露。
2枚目の「THE WILD THE INNOCENT & THE E STREET SHUFFLE」を全曲演奏した
日でもあり、ツアーの中でも珍しいセット・リストである。

1か月の休暇を挟んで4月からは北米ツアー。4月22日ピッツ・バーグのオープニングは
クラッシュのカバー『CLAMPDOWN』、ラストがスーサイドの『DREAM BABY DREAM』
という、私なんかには堪らない日もある。

今回のライブ盤から漏れた日に北米ツアー初日の4月6日テキサス公演がある。
この日の演奏は撮影され、早々とYouTubeに登場したのだがオープニングのヴァン・
ヘイレン・カバー『JUMP』には「おおっ!」と盛り上がったものだ。できれば
この日もCDR化して欲しかった。

ボスのライブは大御所連中の中では、セット・リストが毎日変わるので連日の公演を
聴いても楽しいものだ。相方に「どや、スプリングスティーン地獄やで。」というと、
「何言っとるの、天国やん。」と返ってきた。

まさに天国である。ロックン・ロールとは、かくも楽しいものであるのだ。

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YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 37

2015-03-03 00:04:36 | 日本のロック・ポップス

        

ポスト野宮真貴だのポスト渋谷系だのという、誰がつけたか知らないが個人的には
興味をそそらないキャッチ・コピーのせいで、随分と私は遠回りをしてしまった。
10年に出た野佐怜奈のソロ・アルバムは気になって試聴もしたのだが、なんとなく
売り方が気に入らなかったのでスルーしてしまった。

掲載写真右は野佐怜奈とブルーヴァレンタインズが昨年11月にリリースした7インチ
「スペースカメラ」。左は今年2月にリリースされたファースト・アルバム「LADY
OR GIRL ?」。今回はバンド名義でのリリースということで、私個人が抱いていた
足かせがなくなり風通しが良くなったので期待していたのだが、期待を全く裏切らない
出来であった。

収録された10曲中、ほとんどの曲がアッパーで耳に残るリフを持つ曲であり、
曲が始まってしばらくは洋楽センスを感じさせるのに、あるフックを境に歌謡曲モードに
シフト・チェンジをするのが面白い。まるでジェットコースターに乗っている気分
である。(笑)狙っているのは明白だが、1曲中にあるほんの数十秒の古臭い
メロディー・ラインが若者に受け、爺の郷愁を誘う(笑)のだろう。

野佐怜奈の歌唱も可愛らしいもので、野宮真貴というよりは、森高千里と椎名林檎を
足したような魅力がある。え~と、ルックスも好みです。(笑)バンドのギタリストと
ベーシストも可愛らしいし演奏も達者なので、どんどんアルバムと映像作品を出して
もらいたいものだ。彼女の過去のプロジェクトには・・・・興味はないのだけど。(笑)

 

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NO . 1 SONG

2015-03-02 00:04:38 | DAY BY DAY

        

1966 : MY LOVE / PRTULA CLARK
1967 : KIND OF A DRUG / THE BUCKINGHAMS
1968 : LOVE IS BLUE / PAUL MAURIAT
1969 : EVERYDAY PEOPLE / SLY & THE FAMILY STONE
1970 : THANK YOU / SLY & THE FAMILY STONE
1971 : ONE BAD APPLE / THE OSMONDS
1972 : LET'S STAY TOGETHER / AL GREEN
1973 : CROCODILE ROCK / ELTON JOHN
1974 : THE WAY WE WERE / BARBRA STREISAND
1975 : YOU ' RE NO GOOD / LINDA RONSTADT
1976 : 50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER / PAUL SIMON
1977 : TORN BETWEEN TWO LOVERS / MARY MACREGOR
1978 : STAYN ' ALIVE / BEE GEES
1979 : DA YA THINK I 'M SEXY ? / ROD STEWART
1980 : DO THAT TO ME ONE MORE TIME / CAPTAIN & TENNILLE
1981 : CELEBRATION / KOOL & THE GANG
1982 : CENTERFOLD / THE J . GEILS BAND
1983 : DOWN UNDER / MEN AT WORK
1984 : KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
1985 : CARELESS WHISPER / WHAM ! FEATURING GEORGE MICHAEL

これは何のリストかというと、私が生まれた年から20年間の「私が生まれた日の
全米NO . 1 ヒット・ソング」のリストである。

Playback.fmのサイトで年月日を入力すれば、曲名とYouTubeのリンク先が表示され
どんな曲だったか聴くことができる仕組みになっている。
何を基準にした「全米1位」なのか今ひとつよくわからないが、暇つぶしには
もってこいである

78年の1位はビージーズの『STAYN ALIVE』である。言わずと知れた77年の映画
「サタデイ・ナイト・フィーバー」で使われた曲であるのだが、この日は主演の
ジョン・トラボルタの誕生日でもある。こういった偶然に気づけば、チャートを眺める
楽しみは増える。

2014年現在までの検索が可能なので、一応最新の曲まで見てみたのだが、曲名を
見ても誰の何やら、さっぱりわかりません。大体、1990年辺りからわからなく
なっているのだが。(笑)

ヒップホップと冗長なバラッドがヒット・チャートの多くを占めるようになった
時期と、私がヒット・チャートを追いかけなくなった時期が一致したのは偶然の一致
なのだが、個人的にチャートを「どうでもいい」と思ったのが学生時代の終焉と一致
したのは、せめてもの救いだ。

さて、掲載曲を見て思ったのは、それでもやっぱり「ヒット曲っていいなぁ。」である。
知らない曲や興味の無い曲もあるが、好きな曲が自分と「些細な関係」にあることが
わかれば、それだけで嬉しいものだし、その曲をもっと好きになることができると
いうものだ。

で、私は相方の誕生日に1位になった曲を順に並べて、勝負(笑)してみた。
相方の67年の誕生日の1位曲はボックストップスの『THE LETTER』なので、
これは、相方の勝ち(笑)とか。

因みに68年だと私はポール・モーリアの『恋はみずいろ』で、相方はビートルズの
『HEY JUDE』。判定は「引き分け」である。(笑)マジか。

30年前にこんなシステムがあったら、しょうもないテープを作って女性にプレゼント
したかもしれないな。(笑)

コメント (2)
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SOFT MACHINE'S MONTREUX

2015-03-01 00:33:13 | ROCK

掲載写真はソフト・マシーンの74年7月4日にモントルー・ジャズ・フェスティバル
での演奏を収録したCD+DVD「SWITZERLAND 1974」。
昔からブートレグで見ることができたし、DVDの時代になってからは画質の
良いものが出回ったお馴染みの映像である。

今回の映像は、ドンピカというわけではないがそれほど画質が悪いわけでもなく
オフィシャル発売されたことを喜ぶべきアイテムである。

以前から何度も書いているが私とアラン・ホールズワースの相性はよくない。
それゆえにマシーンの「収束」をそんなに数多く聴いたとは思っていなかったのだが、
今回のライブ盤を見て聴いて、どの曲のメイン・フレーズもほとんど頭に残って
いたのには驚いた。今回のライブ盤は「収束」をほぼ全曲演奏しているといっても
いいくらいなので、これは意外だった。おまけにこの時期の面子を全員言えるし。(笑)

ただ、このライブ収録時点でアルバム「収束」は発売されていない。「収束」の
録音は74年7月なので、アルバムを録音している真っ最中或はレコーディング突入直前
だったはず。それにも関わらずここで披露される演奏は、自信と余裕に満ちたもので
何というか、まだそれほど手垢のついていない曲を瑞々しく演奏する様が伺える。

6弦ベースを操るロイ・バビントンと、強烈に叩きまくるジョン・マーシャルの
コンビネーション、或は個人プレイというのは映像を見ればその魅力は一目瞭然。
マイク・ラトリッジは演奏では絵的に地味な感じなのだが、あのサングラス姿を見るだけ
で嬉しいという人もいるだろう。(笑)

06年に出た2枚組ライブ盤「FLOATING WORLD LIVE」と共に楽しみたい盤である。

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