HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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THE FIRST,THE LAST / THE LIVING DEAD

2008-09-01 20:43:18 | ROCK
ザ・リヴィング・デッド・・・この名前にピンとくる人は相当の
ジョニー・サンダースのファンだろう。
私は掲載写真のCDを手にとって初めてそんな名前を知った。
ジョニー以外の3人は、おお、オンリー・ワンズじゃないか。

CDの解説によると、「THE LIVING DEAD」というのはジョニーを
中心とした不定形のプロジェクトで、ハートブレイカーズを解散した
ジョニーがソロ名義以外でライブをこなす時に使われた名前のようである。
掲載写真のCDはその中でも面子的には奇跡の一夜といっていいであろう
オンリー・ワンズの3人がバックを勤めた日の録音である。
メンバーの話では、この日のみオンリー・ワンズがバックを勤めた
ようなので、貴重すぎる音源といえる。
ファースト・セットとセカンド・セットの2回分のライブがCD2枚に
収録されていて、セカンド・セットではピーター・ペレットの歌も
聴くことが出来る。あまりジョニーの熱心なファンでないので
そんなにライブ音源を聴いているわけではないのだが、ライブの頭で
演奏されるのが常だと思っていた「PIPELINE」がライブの終わりのほうで
演奏されるのが意外で、セット・リストとしては面白い。

ジャンキー仲間ということで、付き合いがあった?ジョニーとピーター・
ペレットだとは思うが、こういう音源が残されCD化されたことを
嬉しく思う。私的に更に奇跡なのは、まあこのライブが敢行された
日付なのであるが、それはまあいいか。(笑)
いずれにしろ、またまたヴィニール・ジャパンの大仕事である。
こういういい仕事には「定価」で買って応えるのが俺流である。

タワー・レコードのHPは賢明にも「MUSIC」の「ROCK」をクリックすれば
このアルバムのジャケットが目に入るように紹介をしていた。
今は勿論Sonic's Rendezvous BandのCDが目に付くようになっている。
きっと男前な担当者がいるんだろうな。
昨日のピストルズの姐さんがここにたどりつくのはいつの日か・・・。
当然ながら、今年の年末のロック大賞発掘部門のノミネート作品。(笑)
コメント (4)
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