HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

48 YEARS LATER

2016-11-22 23:23:27 | SOUL

掲載写真はオーティス・レディングの6枚組CD「LIVE AT THE WHISKY A GO GO
THE COMPLETE RECORDINGS」。66年4月8日から10日までの3日間に
行われた7回のライブ(1日2セットが基本だが、9日は3セット)を文字通り
完全収録しているのだが、ここまでくるのに48年かかったことになる。

      
最初に出たのが掲載写真左の盤で68年のリリース。67年に逝去したオーティスの
死を悼んでか金儲けのためか68年には3枚のアルバムが出たのだが、そのうちの1枚で
初めて聴いた時はジェームス・ブラウン・カバーが収録されているのに燃えた。(笑)

82年に没後15周年かどうか知らないが「ビッグ・オー未発表ライブ」なんて邦題の下
リリースされたのが掲載写真右の盤で、68年盤とはダブらない録音。何故か1曲目の
タイトルが『DESTINY』とされていて、これはセカンド・アルバム「SINGS SOUL
BALLADS」収録の『YOUR MAN AND ONLY MAN』と同曲。

え~、ここまでは後追い。(笑)ここからはリアル・タイム。(笑)

      
02年に出た掲載写真左の盤は82年のLPに3曲追加してCD化されたもの。
10年に出た掲載写真右の2枚組CDは4月9日のセット3と4月10日の2回の
セットを収録していて、ここまで出来るのに何で全部まとめないのかと若干イラついた。
ジャケットのデザインも好みではないし。

そして、遂に3日分7セット全ての録音が登場である。LPの時代では考えられなかった
ことがCDの時代になり少し変わって、CDの時代が二回りも三回りもして最後の
回収手段というわけではないだろうが、少しはそういうニュアンスもあるのかも。
いやいや、全然構いませんよ。フーやストーンズなら6,7回買い替えさせられた盤が
ありますから。(笑)

ボブ・ディランなんか36枚組ですから、6枚組なんてヘッチャラです。
それは関係ないか。(笑)

半ば自虐的な個人史ではあるが、最初に好きになったソウルマンであるのだから
これからも何度も聴いて、そのうちの何回かに一度くらい高校二年の夏を思い出したり
することに決めた。

SAD SONG IS ALL I KNOW .

コメント (4)
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