HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

THE BROKEN MUSTANG

2015-02-14 10:31:35 | ROCK

これも昨日に続いてHMV ON LINEの70%オフで購入したアルバムで、
ジミー・マッキントッシュの「FROM NEW ORLEANS TO LONDON」。
09年に出た国内盤で、リリース時にインフォメーションを見たはずなのだが
「そのうちに。」「中古で安く出回ったら。」なんて思っているうちに
すっかり記憶から抜け落ちていた。

ジミーさんのことは全くもって知らなかったのだが、この盤に興味を持った理由は
ロン・ウッドが5曲、ジェフ・ベックが3曲参加していること。こんな理由でも
なければ、どれだけのキャリアを積んできたにしろ遅れてきた「新人」の新譜までは
目配りはできない。

1曲を除いてインストのアルバムで、ギター・ヒーロー的な盤にあまり興味の無い私でも
すんなり聴くことの出来た好盤であった。あのハニー・ドリッパーズのレコードを
聴いて一発でジミー・ペイジが参加している曲とジェフ・ベックが参加している曲を
聴き分けられた、かつての自信(笑)が無駄に自己満足な記憶として頭をもたげ、
この盤におけるジェフ参加曲をブラインド・リスニングで当ててやろうと意気込んだのだが、
そんな間抜けな所作を抜きにしても1曲目(ジェフもロニーも無関係)から、ストレート
かつ過剰でないギターの音が耳に心地よい。

まあ、昔からこういうレコードは山ほどあるのだろうけど、バリエーションの一つと
いう醒めた物言いで終わらせるにとどまらない価値はある。ストーンズ・カバーで
『SLAVE』を選ぶというのも渋いところだ。

えっ、ジェフ参加曲は当てられたのかって?。
う~む。それは聴かないで。(笑)
何だか、ジミーさんの顔がランディー・ジョンソンに見えてきたよ。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする