HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

CLAIM TO FAME

2014-05-11 00:02:57 | ROCK

EASYACTIONからルー・リードの2枚組ライブ盤「THINKING OF ANOTHER
PLACE」がリリースされた。ロックンロールハート・ツアーの初日かどうかは
わからないが、76年10月23日の演奏で、これは残されているテープの中で最初期の
音源にしてFMオンエアーされた関係上、ブートレグとしても有名な音源である。

同日の音源を収録した97年のCDブートレグ「LEAVE ME ALONE」によると
オープニングの3曲は76年11月16日の録音とのこと。ブートレグ「LEAVE ME
ALONE」のディスク1と今回の「THINKING OF ANOTHER PLACE」のディスク1は
CDトレイに入れた時の各曲のタイム表示まで全く同じ(笑)なのと、演奏を聴くと当然のように
全く同じなので、全てが10月23日の録音ではないということなのだろう。

因みにブートレグのタイトルになった『LEAVE ME ALONE』という曲は、75年の録音が
何故か最後に付け加えられていたので、流石にそこまでは真似できず、「THINKING
OF ANOTHER PLACE」からはオミットされたのかも。

以前からルー・リードとホーンの管楽器の相性はいいと思っている私にとって
76年のライブの音は好きだ。サックス奏者の帯同が演奏に幅を持たせるのだが、
ジャズ的アプローチとはいわないまでも、ルーのライブ史上においても異色の演奏といっても
いいのではないだろうか。

ブートレグを所持している方も、ジャケット・デザインに惹かれて(私だ)購入するのも
一興。SISTER RAY ENTERPRISES INCのクレジットもあることだし。(笑)

 

コメント (2)
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