仕事を終えて家に帰ってくると、4枚組のCDが届いていた。あまり好きになれないジャケットの
イラストだが、ファンには認知されているキャラクターだとか。ふ〜む。で、その4枚組を
私が云々しても誰にも相手にされないので(笑)、今日はもうすぐ出る4枚組の話でも。
少し前にダブのアルバムを集めた4枚組のシリーズ「EVOLUTION OF DUB」のことを書いた。
昨年リリースされた「VOL.6」で止まっていたのだが、11月に何と「VOL.7」が出るという
アナウンスがあった。よしよし、望みは書いてみるもんである。(笑)
今回収録される4枚のうち、私は2枚聴いたことのない盤があったので、当然ながら捕獲の
ための予算計上。聴いたことがある中の1枚に掲載写真の盤がある。
このアルバムが単体でCD再発されたことがあるのかどうか知らないのだが、今回の箱に
収まることに何の文句もない、ズバリ名盤。
今回収録されるダブはイギリスのレーベル、スタジオ16関連の盤で掲載写真はウィンストン・
エドワーズ&ブラックベアードが80年にリリースした「DUB CONFERENCE」。
演奏は同年同レーベルに、これまたインストの名盤「STRIKE」を残したウェル・パック・バンド。
そのウェル・パック・バンドの音源をデニス・ボーヴェルがミックスし、ウィンストン・エドワーズが
プロデュースしたのが本盤。
全曲これ聴き処で、ダブ好きには堪らない仕掛けが満載である。上モノに様々なエフェクトを
かける様が楽しく、時折異様な音の大きさで割り込んでくる音の遊びがまた楽しい。
各種管楽器の音色の活かし方と、初めてエフェクターに触った時のような無邪気さが
そのまま形になったようなギターにかけられたディレイの対比が実に面白い1枚なので、
これ目当てに今回の4枚組を買ったとしても元は十分にとれるはず。
気になるのはペーパー・スリーブの色なのだが、英国スタジオ16盤はモノクロ・ジャケで
フランスのセルロイド・レーベル盤はカラー・ジャケ。本来の趣旨からいくとモノクロ・ジャケ
なのだが、私は出来れば「色付き」を希望。(笑)結構、いい色合いだと思うのだけど。
もう一回くらい書いておこうかな。
できれば「VOL.10」くらいまで、お願いします。(笑)