HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

DIRTIEST WORK

2012-09-15 17:16:10 | ROCK

      

私がブートレグというものを熱心に集めていたのは88年から95年頃の間であった。
一般に流通する正規LPやCDに比べて割高であったそれらを購入するようになったのは、
働き始めて自由に使える小金ができたという単純な理由によるものであった。

購入をほとんどしなくなったのは、以前に比べて面白いブツが少なくなってきたこと、くだらない
「ブランド化」(笑)が間抜けに思えたこと、CD-Rの普及で何でもかんでもブートレグになってしまうこと、
そして最大の理由は、ロックのブートレグよりもロック以外の音楽に興味の比重が大幅に移ったこと。
始めるのは簡単だが、止めるとなると自分を納得させる多くの理由が必要なものである。
いやいや、本当は自分の欲望を全て満たすだけの資金があれば、こっち方面の探求も
続いていたかもしれない。

掲載写真は80年代の終わりに出たローリング・ストーンズのブートレグ。左の「HONKY TONK
HEAVEN」はアルバム「TATTO YOU」の、右の「DIRTIEST WORK」はアルバム「DIRTY
WORK」のアウトテイクやセッション時の曲を収録している。

ストーンズの50周年、新録が2曲しかないのなら、それは7インチとCDシングルでリリースして
膨大なスタジオ・アウトテイクとライブをボックスで編んでくれれば良かったのにと思う。
73年のライブを様々な付加価値を付けて高額物件として売りだしたのは馬鹿馬鹿しいが、
今までのアーカイブ4回分を8枚組CDでリリースしても、それが適正価格ならファンは喜んで
買うと思うのだけどなぁ。

で、なんでこの2枚のブートレグのジャケットを掲載したかというと、ネットで面白い「絵」を
見つけたから、なんとなく近似値的なものを感じて・・・。(笑)

   勝手に転載しています。(笑)

A○BのCDやDVDは1枚も持っていないのだが、もしこの絵のようなジャケットの
7インチ・ブートレグが出たら買うね。生写真も握手券もいらないからさ。
いや、本当に。(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする