対象がどんなミュージシャンでもいいのだが、熱心なファンになればなるほど
そのミュージシャンが残した音を出来るだけ多く聴きたいという思いが
沸き起こるはずだ。その欲望を手っ取り早く満たすのがブートレグであるのは
言うまでも無い。全てのコンサートがCDで流通すればいいのに、なんて
夢を見ていたうちは良かった。しかし、それが実現すると待ちうけるのは
悲しい現実である。
ザ・フーが2002年から2007年にかけて行ったライブは数公演を
除いて全てCD化され、更に2006年と2007年のライブはDVD化も
された。嬉しいのだが生活費をほとんど無視した買い物を続けてしまうことに
なってしまった。つまり、私の家にはピートとロジャーがサインした
カードボードが5枚あり、売り切れてしまった2002年の1公演を除くと
それらは全て手元にあるというわけだ。昨年の来日公演がオフィシャルCDに
ならなかったのは残念であったが、心の何処かで「終われた」という
安堵感があったのも事実だ。
今、大変なのはオールマン・ブラザーズ・バンドとブラック・クロウズの
熱心なファンだろう。彼らは今もツアーを続け、それが全てCDRとして
自身のHPで販売されているのだから。オールマンのビーコン・シアター
連続公演は各日ゲストが多彩なので、まとめて欲しいなあと思ったが
何処にもそんな金は無いし、まあオールマンのファンでもないのでいいか。
ブラック・クロウズの新譜「BEFORE THE FROST」は良くできたアルバムだ。
あれこれ音をいじらず、勢いで録音した新鮮さが漲っている。
更にアルバムを購入すると、もう1枚の新作「UNTIL THE FREEZE」を
ダウンロードできるキーが記されたカードが入っているというのも
ファンには嬉しいアイディアだ。一度限りの有効キーなので中古で
買った方はその恩恵に預かれないのだが、パッケージ・ソフトの販売と
ダウンロードを両立させる手立てとして、尚且つファンに対しての
背信行為でないという2点において、素敵な試みであったと思う。
クロウズはライブでは大抵昔のロックの名曲のカバーを披露する。
ストーンズやニール・ヤング、ビートルズにザ・バンド、ディランや
フィートといったところが定番なのだが、稀にピンク・フロイドを
取り上げて驚かせたりもする。今年のツアーではなんとV.U.の
「OH SWEET NUTHIN'」を取り上げ、またまた驚かせてくれた。
それも、連日9分から10分の長尺でセット・リストの中でも
重要な位置でそれを演奏している。掲載写真は今年の10月10日のもので
この日はコンサートの一番最後に演奏している。ブルージーな演奏は
クロウズそのもので、カバーのほとんど見当たらないこの曲に新しい
解釈を与えたと思う。
初期のクロウズのライブは彼らのオフィシャルHPでは無く、「インスタント・
ライブ」のHPで購入が可能なのだが、今なら2枚組CDRが5ドルで
購入が可能だ。しかも同じバンドのCDRを2枚買えば3枚目は無料。
好きな曲のカバーを演奏している日を目安に購入するのも手だ。
品切れになっている日付けのものも出始めている(私が購入した日のCDRが
既にリストから消えている)ので、興味のある方はお早めに。
で、結局また散財したのであった。(笑)
そのミュージシャンが残した音を出来るだけ多く聴きたいという思いが
沸き起こるはずだ。その欲望を手っ取り早く満たすのがブートレグであるのは
言うまでも無い。全てのコンサートがCDで流通すればいいのに、なんて
夢を見ていたうちは良かった。しかし、それが実現すると待ちうけるのは
悲しい現実である。
ザ・フーが2002年から2007年にかけて行ったライブは数公演を
除いて全てCD化され、更に2006年と2007年のライブはDVD化も
された。嬉しいのだが生活費をほとんど無視した買い物を続けてしまうことに
なってしまった。つまり、私の家にはピートとロジャーがサインした
カードボードが5枚あり、売り切れてしまった2002年の1公演を除くと
それらは全て手元にあるというわけだ。昨年の来日公演がオフィシャルCDに
ならなかったのは残念であったが、心の何処かで「終われた」という
安堵感があったのも事実だ。
今、大変なのはオールマン・ブラザーズ・バンドとブラック・クロウズの
熱心なファンだろう。彼らは今もツアーを続け、それが全てCDRとして
自身のHPで販売されているのだから。オールマンのビーコン・シアター
連続公演は各日ゲストが多彩なので、まとめて欲しいなあと思ったが
何処にもそんな金は無いし、まあオールマンのファンでもないのでいいか。
ブラック・クロウズの新譜「BEFORE THE FROST」は良くできたアルバムだ。
あれこれ音をいじらず、勢いで録音した新鮮さが漲っている。
更にアルバムを購入すると、もう1枚の新作「UNTIL THE FREEZE」を
ダウンロードできるキーが記されたカードが入っているというのも
ファンには嬉しいアイディアだ。一度限りの有効キーなので中古で
買った方はその恩恵に預かれないのだが、パッケージ・ソフトの販売と
ダウンロードを両立させる手立てとして、尚且つファンに対しての
背信行為でないという2点において、素敵な試みであったと思う。
クロウズはライブでは大抵昔のロックの名曲のカバーを披露する。
ストーンズやニール・ヤング、ビートルズにザ・バンド、ディランや
フィートといったところが定番なのだが、稀にピンク・フロイドを
取り上げて驚かせたりもする。今年のツアーではなんとV.U.の
「OH SWEET NUTHIN'」を取り上げ、またまた驚かせてくれた。
それも、連日9分から10分の長尺でセット・リストの中でも
重要な位置でそれを演奏している。掲載写真は今年の10月10日のもので
この日はコンサートの一番最後に演奏している。ブルージーな演奏は
クロウズそのもので、カバーのほとんど見当たらないこの曲に新しい
解釈を与えたと思う。
初期のクロウズのライブは彼らのオフィシャルHPでは無く、「インスタント・
ライブ」のHPで購入が可能なのだが、今なら2枚組CDRが5ドルで
購入が可能だ。しかも同じバンドのCDRを2枚買えば3枚目は無料。
好きな曲のカバーを演奏している日を目安に購入するのも手だ。
品切れになっている日付けのものも出始めている(私が購入した日のCDRが
既にリストから消えている)ので、興味のある方はお早めに。
で、結局また散財したのであった。(笑)