HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 29

2009-11-01 14:47:52 | 日本のロック・ポップス

95年のデビューから今に至るまで、ずっとBONNIE PINKのファンだ。
曲が好きなのは勿論だが、やっぱり男の子だからルックスが一番好きというのは
重要だ。テレビを見ていても、身の周りでも「好きなタイプの異性は」という
質問をしたりされたりする場面を見ることがあるが、あの質問は困る。
全然違うタイプとされる人を好きになることが多いからに他ならないから
なのだが、幸いここ数年そういう質問はされていない。(笑)
偶像崇拝という意味合いを含めて、今までに知った全ての女優、アイドル、
女子アナ、ミュージシャンの中でこれほど長い間、私がファンをやっているのは
BONNIE PINKのみだ。

BONNIE PINKには3曲のビートルズ・カバーがある。「MAGICAL MYSTERY TOUR」
「BLACKBIRD」「REVOLUTION」がその3曲。ビートルズ・カバー集において
「MAGICAL MYSTERY TOUR」はチープ・トリックのバージョンを使う事は
最も早い段階で決めていたので、残る2曲で悩んだ。当初「REVOLUTION」は
グレイトフル・デッドで、BONNIE PINKは「BLACKBIRD」を使おうと考えた。
しかし、「BLACKBIRD」はハーパーズ・ビザールのバージョンの出来が秀逸で
あるのと、『ホワイト・アルバム』収録曲である「DEAR PRUDENCE」で
ジェリー・ガルシアのバージョンを使うことにしたことを考慮して
BONNIE PINKは「REVOLUTION」がいいかな、という結論に至った。
当初は消去法での選曲に後ろめたさを感じたが、曲を並べてバランスを
考えると最高の結果となりそう。カバー集DISC6のオープニングを飾るのだから。

掲載写真は2005年にリリースしたカバー・アルバム「REMINISCENCE」。
私のようなリスナーから見れば「新しめ」(笑)の曲が多いが、こういう
カバー集も面白い。カバー曲というのは連鎖反応を起こさせる。
例えばここでのバングルズ・カバーを聴いていると、「ああ、バングルズには
ビッグ・スター・カバーがあるなぁ。」とか。
「何でとりあげる日本のアーティストは俺向きじゃないの?」とか。(笑)
ここでBONNIEがカバーしているアーティストに、フェアグラウンド・
アトラクション、プリテンダーズ、エイミー・マンがある。
3者ともにビートルズ・カバーがあり、それぞれ順に「DO YOU WANT TO KNOW
A SECRET」「NOT A SECOND TIME」「TWO OF US」で、いずれも素敵なバージョンで
勿論ビートルズ・カバー集の重要な位置を占めることになった。

本当は「YOU CAN DO A LOT・・・」シリーズのトリに
登場してもらうハズだったが、ビートルズ・カバーの話を絡めるために
早めのエントリーとなった。勿論、新譜の「ONE」は今年最高の1枚。
デビュー盤のバックの数曲でルースターズ組が参加していたことや、
作詞・作曲のクレジットが本名だったことにいちいち反応していたのが
つい昨日のことのようだ・・・。

コメント
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