HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

MY FAVORITE BEATLES ACT1

2008-07-27 21:20:18 | ROCK
ビートルズの全楽曲から、時代を二つにわけてそれぞれ50曲ずつの
ベスト・セレクションをつくるという、雑誌の企画があったがなかなか
複雑な心境でそれを読んだ。
選者は一人20曲ずつ計40曲選んでいるのだが、量的にはそれは
ちょうどいいように思える。しかしながら何で合計で100曲なんだろう。
オミットされた曲と半々くらいじゃないのとか、そんなにいい曲ばかりなの
というやっかみが頭に浮かんで、困ったことに一向に消えない。
ボブ・ディランの時は、150曲くらい選んでくれるのだろうな、きっと。

そういえば、正直に言ってビートルズの「ベスト・セレクション」という
ヤツにトライしたことが一度もないことに気付いた。
洋楽事始めは間違いなくビートルズなのだが、すぐストーンズに移行したし、
(高校のクラス・メートがビートルズを集め始めたので、私はそれを
借りて私の所持するストーンズなどを彼が借りるという、持ちつ持たれつの
関係が自然に出来たこともある)ビートルズが一番偉いという考え方が
嫌だったのも、なかなか前向きになれなかった一因である。

しかしながら、ビートルズのアルバムは大抵所持しているし、大学時代に
「ハリーさんは、大学生になってからビートルズ聴き始めたんでしょ?。
一番長い曲名って言えますか?」という後輩のからかいに対しては
「バカ言え、大学に入ってから聴き始めたのはボブ・ディランだよ。(笑)
一番長い曲名は『EVERYBODY'S GOT SOMETHING TO HIDE EXCEPT ME AND MY
MONKEY』だろ?」とかえした記憶があるので、立場上(笑)表に出さなかった
ものの、普通に聴いていたのだなと思い出したりして。

初めてビートルズの好きな曲を20曲選ぶことにした。他のブログやBBSの
呼びかけに応じて5曲くらいなら選んだことはあるが、全曲から20曲を
選ぶのは確かに辛い作業であった。
折角なので、今回は66会認定のベスト20を選び抜こうという話になり
何人かに選曲を依頼した。彼らがどんな曲を選ぶのかが非常に楽しみだ。
選者の方には「後のロックへの影響」とか「当時の革新性」とかを無視して
好きな曲を選んでいただくようお願いした。

というわけで、発案者が後出しというのもナニなので私の20曲を掲載する。
好きな順に1位から20位までを選ぶのではなく、最も好きな5曲次に好きな
5曲というように、5曲ずつ選んで4つのブロックに選出する形式である。
各ブロック内の曲順はABC順。

BLOCK 1
01 ANY TIME AT ALL
02 DIG A PONY
03 HAPPINESS IS A WARM GUN
04 IT WON'T BE LONG
05 I'VE GOT A FEELING

BLOCK2
01 EVERY LITTLE THING
02 I WANT TO HOLD YOUR HAND
03 STRAWBERRY FIELDS FOREVER
04 TOMORROW NEVER KNOWS
05 WE CAN WORK IT OUT

BLOCK3
01 FROM ME TO YOU
02 IN MY LIFE
03 REVOLUTION
04 SOMETHING
05 YES IT IS

BLOCK4
01 EVERYBODY'S GOT SOMETHING TO HIDE EXCEPT ME AND MY MONKEY
02 GIRL
03 NO REPLY
04 RAIN
05 TICKET TO RIDE

一番好きな曲「HAPPINESS IS A WARM GUN」。
これは過去2回ほど、他のBBS等の企画に答えた時もそう書いたはずで
今でもそれは変わらない。

一番好きなアルバム「THE BEATLES」。
最高にドライヴする曲から、ありえないような曲までびっしり埋まっている
とりとめのなさが、グループとしてのまとまりに欠くという批判を押しのけて
今となっては時間と言う残酷な批評に耐え抜ける作品として存在していると
思う。
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LIVE AT THE TOP RANK CARDIFF / BRINSLEY SCHWARZ

2008-07-27 11:46:49 | ROCK
無目的にダラダラとネットを徘徊していると、あっと思うようなCDを
販売していることに気付くことがある。
掲載写真はブリンズレー・シュウオーツの1974年6月19日のライブを
収録したCDR。元々イアン・ゴムが自身のメール・アドレスに連絡をくれた人に
販売しているのだが、私はそれをイアンから購入して販売している日本の
業者から購入した。イアンから購入すると送料込みで19ポンド近くかかる
ので、更に高くつくことになるが日本の業者から購入して日本から送ってもらったほうが郵便事故の確立が減るかなという程度の単純な理由でそうしただけである。

この音源はブートレグではないにしろ、トレード音源として有名な物で
私も愛聴していた。74年のデイヴ・エドモンズのサポートとしてツアーした
時の記録で機材車にセットした移動レコーディング・スタジオで録音され、
当然ではあるがしっかりしたSB音源である。マスター・テープからの
CD化ということであるが、正直なところ入力レベルはそれほど高くないし
私がかつて入手したトレード音源とさほど音質は変わらない気もした。
ジャケットはカラー・コピーでCDRであることを併せて考えれば、
この音源を既に持っている人は飛びつかなくてもいいかもしれない。
イアン自身が販売しているということを考慮するコレクターや、
イアン・ゴムの直筆サインがジャケ裏に書かれているので、サイン目当てに
買うと言うならそれもいいだろう。

同様にブリンズレーの未発表音源を集めた「RARITIES」、幻のラスト・
アルバム「IT'S ALL OVER NOW」も購入することができる。
どちらもジャケットはショボく、「IT'S ALL OVER NOW」は今では入手が
難しいものの数年前に出回ったブートレグのほうがプレスCDでジャケットも
良いのでそれを探すのも手だ。「RARITIES」はもし購入するなら
イアン本人から購入したほうがいい。何故なら、曲名が書いているだけで
どこから持ってきた音源なのか、いつのアウトテイクなのか何の記載も
ないからである。
イアンは自身のHPでこう書いている。
「Also available is a "Brinsley Schwarz Rarities" CD if you are interested. Let Ian know if you would like more details.」
「GREASY TRUCKERS PARTY」は拡大版で正式リリースされているので
他の曲(音質もまちまち)について興味があるところだ。

コメント (2)
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