レッド・ツェッペリンのアルバムの中では1stが一番好きだと
先日の書き込みで記した。17歳の時の判断は今になっても変わっていないのだが
これは後の私の音楽的趣向を考えれば、当然といえば当然なのだなあと思う。
20代前半は、フェアポートなんてかったるいと思っていたのだけど、
結局今では最もよく聴くバンドの一つになっているし、全く興味の無かった
ペンタングルやバート・ヤンシュも然りである。
単純に「グッド・タイムス・バッド・タイムス」「コミュニケーション・
ブレイクダウン」という解かりやすい曲があったし、ブルーズもフォークもある。
アルバムの曲順構成や曲間の詰めかたも含めて、完璧だと思ったものだ。
単純にツェッペリンをハード・ロック、3大ギタリストのレベルで完結する人も
いるだろうが、ほんの少し私は好奇心が旺盛だった。
そのために初期のライブで演奏される「ハートブレイカー」の曲間に挿入されるのがバッハで、元ネタがデイヴィー・グラハムのライブ盤に隠されていることを知ったり、
「ブラック・マウンテン・サイド」のバート・ヤンシュ・バージョンに
感動したりすることができた。
ロイ・ハーパーや、サンディー・デニーに辿り着けないツェッペリン・ファンの方が
大多数だろうが、これはもう個人の資質なので仕方が無い。
ただ、過去を振り返って見て1stをフェイバリットに挙げた時点で、
英国フォークを聴く下準備は出来ていたのだなあと思ってしまうのも事実。
「Ⅱ」や「プレゼンス」で完結しなくて本当に良かったよ。(笑)
本来作者不詳のトラッドや、ブルーズを自分の名義でクレジットしたことで
ジミー・ペイジへの風当たりが厳しいこともある。それが他人が編み出した
変則チューニングを利用したものだったりすると尚更だ。
そういう向きには、ひとつ心を大きく開いて改めて掲載写真右の1stを
聴いてもらいたいし、ツェッペリンで完結している人には掲載写真左の
バート・ヤンシュの「自画像」を聴いてもらいたい。
どちらのアルバムも素晴らしいのだから、単純に楽しめれば一番いいのだ。
そんな思いの私はもしかしたら、英国フォークを聴くには少々粗雑なのかも
しれないが・・・・。
ジミー・ペイジの変則チューニングでの傑作は、敢えてDADGADをスルーして
「Ⅲ」収録の「祭典の日」というのは、今日の気分。
あと、「アキレス最後の戦い」はこれぞハード・ロックという曲だが、
マイナー・コードが多用されているところにペイジのセンスの良さを感じる。
もうすぐ「アールズ・コート」のDVDが出るのだけど、期待していいのかなあ。
先日の書き込みで記した。17歳の時の判断は今になっても変わっていないのだが
これは後の私の音楽的趣向を考えれば、当然といえば当然なのだなあと思う。
20代前半は、フェアポートなんてかったるいと思っていたのだけど、
結局今では最もよく聴くバンドの一つになっているし、全く興味の無かった
ペンタングルやバート・ヤンシュも然りである。
単純に「グッド・タイムス・バッド・タイムス」「コミュニケーション・
ブレイクダウン」という解かりやすい曲があったし、ブルーズもフォークもある。
アルバムの曲順構成や曲間の詰めかたも含めて、完璧だと思ったものだ。
単純にツェッペリンをハード・ロック、3大ギタリストのレベルで完結する人も
いるだろうが、ほんの少し私は好奇心が旺盛だった。
そのために初期のライブで演奏される「ハートブレイカー」の曲間に挿入されるのがバッハで、元ネタがデイヴィー・グラハムのライブ盤に隠されていることを知ったり、
「ブラック・マウンテン・サイド」のバート・ヤンシュ・バージョンに
感動したりすることができた。
ロイ・ハーパーや、サンディー・デニーに辿り着けないツェッペリン・ファンの方が
大多数だろうが、これはもう個人の資質なので仕方が無い。
ただ、過去を振り返って見て1stをフェイバリットに挙げた時点で、
英国フォークを聴く下準備は出来ていたのだなあと思ってしまうのも事実。
「Ⅱ」や「プレゼンス」で完結しなくて本当に良かったよ。(笑)
本来作者不詳のトラッドや、ブルーズを自分の名義でクレジットしたことで
ジミー・ペイジへの風当たりが厳しいこともある。それが他人が編み出した
変則チューニングを利用したものだったりすると尚更だ。
そういう向きには、ひとつ心を大きく開いて改めて掲載写真右の1stを
聴いてもらいたいし、ツェッペリンで完結している人には掲載写真左の
バート・ヤンシュの「自画像」を聴いてもらいたい。
どちらのアルバムも素晴らしいのだから、単純に楽しめれば一番いいのだ。
そんな思いの私はもしかしたら、英国フォークを聴くには少々粗雑なのかも
しれないが・・・・。
ジミー・ペイジの変則チューニングでの傑作は、敢えてDADGADをスルーして
「Ⅲ」収録の「祭典の日」というのは、今日の気分。
あと、「アキレス最後の戦い」はこれぞハード・ロックという曲だが、
マイナー・コードが多用されているところにペイジのセンスの良さを感じる。
もうすぐ「アールズ・コート」のDVDが出るのだけど、期待していいのかなあ。