HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

日本のフォークとロック

2006-05-29 23:49:09 | 日本のロック・ポップス
先日、またもや日本のロックとフォークを後ろ向きに語るべく
一席設けた。対談相手のX氏からあるバンドのビデオをお借りしたのだが、実に
興味深かった。当時、数回行われたライブの中でも変わったシチュエーション、
構成、選曲なので音を聞く限り、私のお気に入りだったのだが、映像は情報が多い分
幻想や思い入れを吹き飛ばす、リアルなありのままを伝えてくれる。
間の抜けたアジテーション(もうちょっと頭使えよ、某大の学生)、雰囲気に
乗っかったバンドと観客の間の抜け具合・・・・。演奏は問題なく格好いいものだが
やっぱり場の雰囲気が中途半端なのが、映像だと良くわかる。
もっとも私がそこにいても、単にバンド目当てのしらけた客の一人になっていた
のは間違いないのだが。

過去数回の酒席の中で一度もそんな話題にならなかったのに、唐突に
「好きなアルバム10枚」なんて話になった。10枚はなんとも少なすぎるので、
20枚で、なんていってお互いダラダラ挙げていったのだが、いい加減なことも
幾つか言ったので、改めて好きなアルバムを思い起こしてみた。
もちろん、これは日常生活を普通にやり過ごす上で問題なく好きなアルバムと
いう括りである。デザート・アイランド・ディスクとなるとまた違ったものに
なるだろう。「内田裕也」や「外道」とかその席では挙げたのだが、結局入らなかった。

私の好きな日本のフォークとロックのアルバム20選(順不同)

かまやつひろし / ムッシュー~かまやつひろしの世界
PYG / PYG!
モップス / 御意見無用(いいじゃないか)
ウォッカ・コリンズ / 東京ーニュー・ヨーク
頭脳警察 / 頭脳警察 3
村八分 / 草臥れて
小坂忠 / ほうろう(掲載写真)
PANTA / PANTAX'S WORLD
ナイアガラ・トライアングル VOL.1
佐野元春 / ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
遠藤賢司 / 夢よ叫べ
四人囃子 / 一触即発
萩原健一 / アンドレ・マルロー・ライブ
ブランキー・ジェット・シティ / C.B.JIM
ザ・ロケッツ / ロケット・サイズ
RCサクセション / BABY A GO GO
友部正人 / 遠い国の日時計
ザ・グルーヴァーズ / CHARGED!
憂歌団 / セカンド・ハンズ
仲井戸麗市 / DADA

こういうのは明日聞かれればまた変わるなんて、注釈がよく入るのだが
多分しばらく変わらないだろう。様々な時期に(いいときも
悪いときも)よく聴いていたアルバムはその時期の空気まで蘇ってくるので
外せないものがあり、こういうセレクションになった。
「ジャックス」も「はっぴいえんど」も「裸のラリーズ」も入らなかった・・・。
Xさん、やっぱり20枚じゃ足りないです。(笑)
だって、我々が死ぬほど集めたあのバンドすら、いれることが出来なかった
のですから・・・・。

それでもロックンロールの真っ最中に変わりありません。(笑)





コメント (7)
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