ジョージ・ハリスンとか、ロン・ウッドを聞いていたらふと思い出して
このアルバムを引っ張り出してきた。
ジョーイ・ステックが76年に発表したソロ・アルバム。
掲載写真は日本盤CD。
ミレニウムのメンバーとして知られるジョーイであるが、私がこの
ソロ・アルバムを初めて聴いたのは、日本盤CDが発売されてからである。
ミレニウムの未発表集が出るのに合わせてだされたものだが、
断然私の興味はジョーイのソロにあった。
プロデューサーはジミー・ミラー。ストーンズやトラフィックのアルバムを
手がけた男である。最晩年に手がけたプライマル・スクリームのアルバムも
良かったのでまずはこれで掴みとしては申し分ない。
ジム・ゴードンとカール・レイドルがリズム隊で、ボビー・キーズのサックスも
かなり聴くことが出来る。ジミー・ミラー製作らしく、パーカッションも
随所に聞かれ、打楽器にこだわりのある彼らしい仕上がりだ。
そのパーカッション担当はマナサスのメンバーだったジョー・ララだ。
ジョーイの声はなんとなくジョージ・ハリスンを思い起こさせる。
控えめなギターを弾きながら、味のある声をきかせる。
オープニングの軽快な「DO YOU KNOW」から最後の「EVEN ANGEL」まで
捨て曲なし。「EVEN ANGEL」ではジム・ゴードンが豪快に叩くタムと
それに答えるようなジョーイのギターが素晴らしい。
テンプス・ナンバーで私の大好きな「I WISH IT WOULD RAIN」を
カバーしているのも嬉しいところだ。そういえば、これはロッド・スチュワートの
レパートリーでもあるのだな。
10曲たった30分ちょっとしかないのだが、この短さが
今の時代のやたら長い収録時間のCDに比べて、なんとも後ろ髪をひかれる
感じでCDが終わっても「もう一度聴きたい」と思わせるのだ。
今でも輸入盤なら、入手は可能だろう。
ソフト・ロックの紙ジャケを入手してそこで終わりにするのは、
もったいない話なのだ。騙されたと思って気にとめていただきたい1枚。
このアルバムを引っ張り出してきた。
ジョーイ・ステックが76年に発表したソロ・アルバム。
掲載写真は日本盤CD。
ミレニウムのメンバーとして知られるジョーイであるが、私がこの
ソロ・アルバムを初めて聴いたのは、日本盤CDが発売されてからである。
ミレニウムの未発表集が出るのに合わせてだされたものだが、
断然私の興味はジョーイのソロにあった。
プロデューサーはジミー・ミラー。ストーンズやトラフィックのアルバムを
手がけた男である。最晩年に手がけたプライマル・スクリームのアルバムも
良かったのでまずはこれで掴みとしては申し分ない。
ジム・ゴードンとカール・レイドルがリズム隊で、ボビー・キーズのサックスも
かなり聴くことが出来る。ジミー・ミラー製作らしく、パーカッションも
随所に聞かれ、打楽器にこだわりのある彼らしい仕上がりだ。
そのパーカッション担当はマナサスのメンバーだったジョー・ララだ。
ジョーイの声はなんとなくジョージ・ハリスンを思い起こさせる。
控えめなギターを弾きながら、味のある声をきかせる。
オープニングの軽快な「DO YOU KNOW」から最後の「EVEN ANGEL」まで
捨て曲なし。「EVEN ANGEL」ではジム・ゴードンが豪快に叩くタムと
それに答えるようなジョーイのギターが素晴らしい。
テンプス・ナンバーで私の大好きな「I WISH IT WOULD RAIN」を
カバーしているのも嬉しいところだ。そういえば、これはロッド・スチュワートの
レパートリーでもあるのだな。
10曲たった30分ちょっとしかないのだが、この短さが
今の時代のやたら長い収録時間のCDに比べて、なんとも後ろ髪をひかれる
感じでCDが終わっても「もう一度聴きたい」と思わせるのだ。
今でも輸入盤なら、入手は可能だろう。
ソフト・ロックの紙ジャケを入手してそこで終わりにするのは、
もったいない話なのだ。騙されたと思って気にとめていただきたい1枚。