goo blog サービス終了のお知らせ 

HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 88

2011-06-24 19:14:17 | SOUL

昨日のニッカ・コスタのアルバムはジャケ買いだと書いた。
今回取り上げるジル・スコットも、立派にジャケ買いである。(笑)

そう、このジャケットで彼女を知るまでジルの楽曲やアルバムは勿論、プロフィールの
類も全く知らなかったのだ。2000年のデビュー以来、多くの支持を集めるR&Bシンガーで
グラミーの常連である、と言われても全く反応できないというのは、いかに私が
今の音楽界の動きや流行りに疎いかの証明に他ならないが、そんなことは20年近く
証明し続けているので(笑)今更なのだが。

フィラデルフィア出身だからといって安易に「フィリー・ソウル」と括る取り扱いをする向きも
あるようだが、それは違うだろう。私の得意でないバック・トラックなのだが、それを無機質に
感じさせない歌唱力は確かに感じる。元々、ソウルだろうがレゲエだろうが、私は
単純に気持ちの良い音を探しているのだ。そして、この音は気持ち良い。それが全てだ。

脂ぎった爺の私は、このCDをどこで聴くのか。
ふと、妄想する。夜の寝室か、いや夜、ぶっとばす車のカーステか・・・。
ああ、極めて短絡的で貧困な発想しかできない。この発想は、こういう聴き方が出来る人への
やっかみでしかない。私は六畳の和室に布団を敷いて寝るし、車はエンジン音が大きくて
R&Bどころではない。今日も明日もグレイトフル・デッドとストーンズで夜を乗りきるさ。

ところで、今回のジル・スコットに気を留めることになった「ジャケ買い」の理由とは。
これが答えだ!。

    なんとなく似てるでしょ?。(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 87

2011-06-23 07:00:03 | SOUL

掲載写真はニッカ・コスタが08年に出した「PEBBLE TO A PEARL」。例によってジャケ買いして
個人的に当たりだったアルバムだ。以下、購入に至るまでの私の脳内の動きを記すと・・・。

たまたまこのCDのジャケットを見てしまう。→ ジャケットがSuperflyの『ALRIGHT』のプロモ・
ヴィデオっぽいかんじだ。→ ん?「PEARL」?ジャニスっぽかったりして。→ おお、レーベルは
スタックスじゃないか!。
で、購入と相成った。彼女の経歴を見ると、それなりの歴史があるのだが何がきっかけで
リスナー(この場合、私)の耳に届くことになるか、ということを思い起こすと面白いものだ。

ニッカの父親がドン・コスタであるとかは、この際どうでもいい。白人の美人シンガーが、
R&Bが「アール&ビー」でなく、ちゃんと「リズム&ブルーズ」と認識されていた時代の
古き良きソウルの復権を宣言したアルバムとして、聴かれるべきアルバムなのだろう。

音の感じは妙にギスギスしていなくて高音がキンキンするわけでもなく、どことなく温かみを感じさせる。
レニー・クラヴィッツがデビューした時、メディアも聴き手も、その反応は半分された。
否定的な意見は「今更、この音かよ。」的なものだったが、レニーは支持され今年も新譜を出す。
ニッカの、このアルバムももっと評価され、広く聴かれるべきだと思う。ロック者が反応できる
美味しいフレーズやメロディーも山ほどあるし。

そう、もうすぐ出ると噂されるスライ・ストーンの新譜を待ち望むような人にこそ、聴いていただきたい
1枚。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SYL JOHNSON / COMPLETE MYTHOLOGY

2010-10-22 21:32:39 | SOUL
シル・ジョンスンといえば、一般的にはHIレーベルに残されたレコードが有名だが、
それ以前の盤も人気が高い。2008年2月に当ブログに掲載した「ソウル/ファンク100選」で
私が選んだ盤はTWINIGHTレーベルに残された「CHICAGO TWINIGHT SOUL」。といってもこれは
シルの1ST「DRESSES TO SHORT」のジャケットを流用し、シングル曲も収録したベスト盤仕様なのだけど。
HI入社以前のシルのアルバムは他には1枚しかないが、ソウル・マンにはよくある話でシングル盤は
山のように残されている。

そんなシルのHI以前の音源をCD4枚プラスLP6枚に収録したボックスが登場した。
オリジナル・アルバムの2枚はストレートに再現され、その他の曲はうまい具合に配分されて
今回のボックス・オリジナル・スリーブでのLP化となった。最初にこのボックスのインフォメーションを
見た時、知らないタイトルのLPが4枚もあって驚いたのだが、実にいい仕事というわけである。
アルバムのジャケットが素晴らしいので、こんなオリジナル盤があっても不思議でないと思わせるのがいい。
レーベルが様々なアーティストの録音を集めてコンピレーションを出すのもいいが、
アーティストの仕事の集大成として、複数のレーベルに残された音源がアーティストの名前の下に
集められるというのは、素晴らしい。

CD4枚とアルバム6枚の収録曲数は同じだが、曲の並びは違う。オリジナルの2枚のLPの
曲順は最優先されているが、その他は収録時間等の関係があるので並びが違ってもそれは大した問題では無い。
気分によってCDとLPで存分に楽しめる贅沢というのを味わうべきだろう。
特筆すべきは、その価格でCD4枚とLP6枚に豪華なブックレットが入ったボックス仕様で
6800円で手に入ったのだから。発売は少し遅れるようだがamazonだと、もう少し安く買うことができる。

少しでも気になる方は、早急に押さえておくべきブツであるのは間違いない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追悼 ソロモン・バーク

2010-10-11 08:21:17 | SOUL
10月10日、文字通りソウル界の巨匠ソロモン・バークが公演先のオランダに到着した飛行機の中で
亡くなった。ソロモン・バークのHPでは、「natural causes」と発表されている。勝手な推測は下衆の勘ぐりになるが
あの巨体なので、体の様々な箇所にかかる負担というのは普通の体型の人とは違ったであろう。

ソロモン・バークを聴くきっかけは、勿論ローリング・ストーンズである。ストーンズ(ミック・ジャガー)の
好みは圧倒的にテンプスなのだが、初期にはソロモン・バークの曲(持ち歌)を多くカバーしていることは
特筆すべきだろう。掲載写真は65年にリリースされた『THE BEST OF SOLOMON BURKE』。これ1枚で
「CRY TO ME」、「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY TO LOVE」「IF YOU NEED ME」を聴くことができる。
ストーンズがカバーした中では「CRY TO ME」の出来が秀逸で、単純に最初にカバーした「IF YOU NEED ME」から
1年後なので咀嚼力に幅が出来たからかもしれない。
「IF YOU NEED ME」は英国ではEP盤『5×5』に収録されたのだが、米国では2枚目のアルバム『12×5』に
収録され、そこから3作続けてソロモン・バークの持ち歌を収録したことからも、初期のミック・ジャガーの
目指したところの一端が伺える。

「IF YOU NEED ME」はウィルスン・ピケットがオリジナルでソロモン・バークがカバーし、後者の方が通りがいい
曲となった。「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY TO LOVE」はソロモン・バークがオリジナルで、後にウィルスン・
ピケットがヒットさせる。このあたりの関係は実に面白く両者がいかにお互いを認めていたかが、よくわかる。
ウィルスン・ピケットは「EVERYBODY NEEDS・・・」のカバーのイントロで『俺の友達、ソロモン・バークの
メッセージだ』と口上をのせるのだが、ここは今聴くとグッとくるものがある。

享年70歳。まだまだ若いはずだったが、今頃はウィルスン・ピケットと再会しているかもしれない。
R.I.P.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GET UP I FEEL LIKE A , LIKE A, LIKE A・・・・

2010-10-04 22:44:27 | SOUL
何事も最初が肝心である。レコード収集において最初のパーツが欠けているために残りを
集める気力が無くなることはよくあることで、また集め始めても途中が抜けていると
異様に居心地の悪さを感じるものだ。

例えばキング・レコードが92年に「ブルース名盤コレクション」と銘打ってリリースした
21枚のCDの中に『ザ・レガシー・オブ・ブルース』と題されたタイトルが6種あった。
これの第1集から第6集のうち、一つでも欠けたら気持ち悪いのでなんとか揃えたものだ。
グレイトフル・デッドのあれやこれやも、半ば強迫観念に駆られながら(笑)それでも
楽しく集めている。

HIP-Oからリリースされ続けるジェームス・ブラウンのシングル集は、息の長いシリーズに
なりそうだ。このシリーズはJ.B.本人のシングル盤は勿論、プロモ用に作られた盤や、
所謂J.B.ファミリーのシングルまで網羅し、その上デモ・バージョンや、モノとステレオの
両方が収録された曲もあるので、毎回お腹いっぱいJ.B.を楽しむことが出来る。
最初に第1集が出たのが2006年。第1集を聴きながら「なんだよ、1STアルバムの
曲が全曲入っているじゃないか。なんだかイマイチお得感が無いなあ。」なんて思ったのだが
今となっては、そこで買うのを止めなくてよかった。

最初にJ.B.の魅力に触れたのは85年に出た「THE CD OF JB」。オリジナル・アルバムは散漫だと
思っていたが、ここまで名曲を集めてもらえれば何の文句もあろうはずが無く、今でも
このCDを一番良く聴く。私にとってHIP-Oのシングル集は、「THE CD OF JB」に時系列を無視して
収録された18曲が順に登場するのを楽しんだシリーズでもある。

一番新しいのが、つい先日リリースされた「VOL.9」。毎回2枚組CDで都合18枚のCDが
リリースされたことになるが、それでもまだ時代は75年までしかきていない。
この後のJ.B.は、70年代にはヒット・シングルはほとんどないのだが、80年代には
「Living in America 」という大ヒットを飛ばす。HIP-Oのコンピレーションはキング、
ポリドールとレーベルを跨いでのリリースが続いているので、このまま80年代まで出し続けて
欲しいのだが完結するのは一体いつになるやら。継続は力なりとはよく言ったもので
ここまできたら、最後までついて行くしかないのである。(笑)

ARE YOU READY FOR STARTIME???

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PRINCE / 20TEN

2010-08-15 20:40:00 | SOUL
いきなり「GET IT ON,RIDE ON」と殿下の御声が響き、80年代後半のつまりは最も
広く聴かれていた時期のサウンドが飛び出す。これって本当に近年の録音なの?という
疑問が湧き出るような音なのだが、これが実に気持ちいい。

掲載写真はプリンスの新譜「20TEN」。しばらくの間プリンスの新譜を追いかけてなかったが
昨年の3枚組「Lotusflow3r/ Mplsound / Elixer」が良かったので今度の新譜も期待していた。
ただ、今回の新譜は欧州では新聞や雑誌に添付された形で販売され、日米での販売形態は
未定という情報があったので「どうしたものか」と思っていたら普通にamazonで買えたので少々
拍子抜け。英国デイリー・ミラー紙には世界中から250万枚のオーダーがあったというから
中古市場でもプレミアはつかないと踏んでいたが、無事に入手できて一安心。

簡素なジャケットの裏に、バック・ボーカルとホーン以外は全てプリンスが担当していることが
書かれている。それにしても、本当に近年の録音なのか?。どの曲がどうと位置付けるのは
難しいが「1999」から「PARADE」辺りのどれかに紛れ込んでいても不思議ではない音だ。
ここで「SIGN OF THE TIMES」が突出した出来の作品であることを再認識するわけだが
それはまあいいだろう。
数多くの未発表トラックを残していると言われるプリンスだけに、それらの楽曲に幾らか
手を加えて発表したといっても十分納得できる。

数回聴いたのだが、もっと聴きたい気にさせる。80年代のプリンスの焼き直しというのは
簡単だが、その言葉を悪い意味では使いたくは無い。数多あるポップスやロックの名曲には
「黄金パターン」というのがあり、プリンスの場合は80年代に確立したのがそれだという
だけの話だから。9曲目が終わった後、10から76まで数秒間無音状態でチャプターが
うたれ、77曲目にもう1曲収録されているのだが、これは紛れもなく最近の音だなあと
思わせる。ギターのカッティングは格好良いのだが、このラップは私の好みでは無いが
ボーナス・トラックということで、まあいいでしょう。(笑)

これを書いている時点で、タワーやHMVでは取り扱いを終了している。
気になった方はamazonでどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 48

2010-05-31 22:30:34 | SOUL

今回の『EXILE ON MIN ST』が既発盤と違っているのはマスタリングやジャケットの色合い
だけではない。クレジットが大きく違っていることには触れるべきだろう。
今まではLPのインナーにわざわざ「HAPPY」「SOUL SURVIVOR」のベースはキースで、
「SHINE A LIGHT」「TORN & FRAYED」のベースはミック・テイラーというクレジットがあった。
今回もそのクレジットはあるが、全ての曲にビル・ワイマン/ベースというクレジットもある。
『EXILE ON MAIN ST』はフランスのキースの家で合宿に近い形で録音された事、メンバーの
中にはキース宅からかなり遠くの家に住んでいた者がいたという事を知っていたので
「ああ、きっとビルが一番遠くに住んでいたのだな。」なんてわかったような、わからないような
解釈で理解していたのだけれど。「みんなで仲良く印税を配分しましょう」なんてノリの
クレジットでなければいいのだが。

「HAPPY」のドラムスはジミー・ミラーのクレジットがあったが、今回はチャーリーの名前も
明記されている。しかしこのアルバムの他のアップ・テンポの曲と比べて聴いても「HAPPY」の
ドラムスはニュアンスが単調な気がするし、72年北米ツアーでの同曲におけるチャーリーの
演奏とは全く異なる。何かを重ねているようにも思えないのでこれも不思議だ。
「TUMBLING DICE」は曲の後半部分でタムを重ねているのは明白なので、こっちにジミー・ミラーの
クレジットがあってもよさそうな気がするのだが。

昔も今も「TUMBLING DICE」のコーラスでしっかりクレジットされているのがクライディ・キング。
数々のミュージシャンのレコードにシンガーとしてクレジットされているのだが、自身が
一員だったブラックベリーズがそのままハンブル・パイのバック・コーラス・グループとなり
来日公演を行ったことを思い起こす人もいるだろう。個人的にはボブ・ディランのアルバムの
中でベスト5に入る83年の名盤『INFIDELS』収録曲の「UNION SUNDOWN」での歌唱が
強烈に印象に残っている。

掲載写真はクライディがまだソロ・アルバムを出す前の65年から68年までの録音を
集めた編集盤。彼女のキャリアの中では76年の「DIRECT ME」が最も有名だと思うが
このアルバムは未CD化である、というか彼女名義のCDは今のところこれしかないのが
現状だ。なんとももどかしいが、多くのロック・ミュージシャンに愛された声の
ファースト、いやセカンド・ステップを確認するのは一興だ。ソウルやゴスペルのカテゴリーで
括る以前のもっとポップな楽曲と歌声に聴き惚れていただきたい。

クライディは73年にその名もブラウン・シュガーという名のグループに参加し
『FEATURING CLYDIE KING』というアルバムを残している。こちらも早期のCD化を希望する
次第である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 46

2010-05-23 20:52:22 | SOUL

過去の記事で、ストーンズの70年代以降の作品のリマスターCDは数枚であるが
購入予定があるみたいなことを書いたが、結局1枚も買っていない。
「メイン・ストリートのならず者」はデラックス・エディションで予約してあるが、
それ以外はどうするか、まだ決めあぐねている。
特に「女たち」。肖像権の問題で消された女優達の顔の後処理がなんだか間抜けな感じで
購買意欲を著しく削ぐ。日本では6月30日に紙ジャケ14枚組SHM-CDのボックスが出て
そこにはデフ・ジャケで「女たち」の3種のデフ・ジャケがつく。
HMVのHPで見ることが出来る、それらのデフ・ジャケは顔が消されていないのだが、
大丈夫なのか?。(笑)「画像はイメージです。実際の商品と若干異なる場合がございます。」
という但し書きは、もっと大きく書いた方がよかったりしてね。
しかし、私もつまらないことで悩んでいるな。立派にレコード・プレイヤーが機能している
のだから、それでいいはずなんだけど。(笑)

その「女たち」のタイトル曲中にこんな歌詞がある。
Black girls just want to get fucked all night,
I just don't have that much jam
物議をかもした歌詞であるが、ミリー・ジャクスンやシルヴィアを想起すると、
穴ガチもといあながち間違いじゃないかも、なんて妄想をしてしまう。

掲載写真はシルヴィアが76年に発表した『SWEET STUFF』。ワイルドでは無いが
アルバムを通して甘くネットリと迫ってくる様は、現実におきかえると夜が長いのを
悦ぶべきか憂うべきかなんて問題に繋がりかねない。(笑)それくらいセクシーなアルバムだ。
勿論『PILLOW TALK』も最高であるが、アルバムを通して聴くと私はこちらの方が好きだ。
特にアルバム後半の3連発には腰も砕けるというものだ。
ゲンスブールがバルドーやバーキンと録音した「ジュ・テーム」のカバーが
シルヴィアのヤる気を感じさせる。タイトルが「SOUL JE T'AIM」というのが良い。
日本でもディスコ物とかで「ソウル○○」なんて曲が幾つかあったはずだ。
「PUSSYCAT」のタイトル通り猫の鳴き声を真似するシルヴィアの可愛らしいこと。
ミディアム・テンポのリズムにのせて、ストリングスと管に怪しいため息が絡む
「THE NOTION」も素敵だ。

ジョージ・カーやモーメンツといったニュー・ジャージー・サウンドの復権、
いや、誰でも簡単にそういった音をCDで聴くことができるような良質の再発を望みながら
もう少し酒を飲もう・・・。
本当のところは、ピロー・トークは私には不要だ。何故なら布団に入ってものの2,3分で
寝てしまうから。でも睡眠時間は4時間半くらいなんです。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 45

2010-05-22 19:56:41 | SOUL

「1984」と言われて即座に私の頭に浮かぶのは、ジョージ・オーウェルの小説では無く
ヴァン・ヘイレンのアルバム・タイトルである。1984年は大学に入学した年で、
今までになかった自由な時間を手に入れたこともあって印象に残っている「年」であり、
アルバム・タイトルがまんまの「1984」で覚えやすいこともあって、パブロフの犬じゃないが
1984と言うとすぐにヴァン・ヘイレンに繋がるのだ。
シングル盤の「ジャンプ」が気に入っていたので、アルバムは出ると同時に買ったのだが
下宿先近くのレコ屋で格安の新品を手に入れて、喜び勇んで開封するとそれはメキシコ盤であった。
私の所持する英米のロックのレコードやCDでメキシコ盤というのは、今に至るまで
これ1枚である。(笑)

おっと、私が書かねばならないのはパブロフの犬ではなくてダイアモンドの犬である。(笑)
ボウイ様が74年に発表した「ダイアモンドの犬」は小説「1984」の影響下に
制作された。監視下におかれた統制社会を舞台にするも、そこに収録された歌詞は
カット・アップという統制から遥かにかけ離れた手法で作られたというのが、最高に
ロックである。過去のキャラクターを葬り去り、半人半獣の姿で登場したというのも
リアル・タイムのファンは度肝を抜かれたであろうことは想像に難しくない。
実に冴えているのだが、ボウイ様の冴え方はこの後更に鋭い切れ味を見せることになる。
その話はまたの機会に。

「ダイアモンドの犬」に収録されたその名も『1984』をカバーしたのが、なんと
ティナ・ターナーだった。
掲載写真の「PRIVATE DANCER」も84年のアルバムだ。やたらとラジオやMTVで流れた
『WHAT'S LOVE GOT DO WITH IT』はサビのメロディー・ラインが印象的で、この曲は
ティナにグラミー3冠をもたらした。アイク&ティナ・ターナー消滅以降は不遇をかこって
いたことすら知らなかった当時の私は、やたらと「ティナ復活」と言われていた意味が
わかっていなかったことを思い出した。(笑)

アルバム・タイトル曲をマーク・ノップラーが提供し、ギターがジェフ・ベックであるという
のも私が喰いつくに十分の餌であった。そしてボウイ・カバー。警告に満ちたこの曲を
アルバムの最後に配するというのは、今ひとつな感じがしたがティナの迫力ある歌唱には
痺れた。その前のビートルズ・カバーには「え~」という反応しかできなかったが
これは文句なし。で、後々になって経験値が上がるとアン・ピープルズやアル・グリーンの
カバーにも反応できるようになったのであった。

以前も書いたが、10代の頃はティナの事は漠然と「かなわんオバはんやなぁ」と思っていた。
このアルバムを出した時のティナは45歳。今の私の1コお姉さんというわけだ。
一瞬、この頃のティナに精も根も尽き果てるまで絞りとって欲しいなんて思ったが、
それは私が酔っ払っているからであって、勿論彼女に太刀打ちなんざ出来ないだろう。(笑)

そういえば、更に同じ1984年にティナはボウイ様のアルバム「TONIGHT」で
デュエットを披露するのであった・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒップ・ホップと73年のジョン・レノン

2010-04-09 22:07:35 | SOUL
私は「ヒップ・ホップ」と言う言葉に良い感覚を覚えたことは無い。
単調なリズムにのせて、中身のよくわからない言葉を気持ちの悪い抑揚をつけて並べたて、
尚且つ悪趣味なファッションというイメージがいつしか出来あがってしまったからだ。
少なくとも私の中では80年代中頃にそういうイメージができあがってしまった。
それから、サンプリングと称して過去のレコードから音を抜き出すという行為も理解できなかった。
自分がドラムスやパーカッションに興味があったから、そう思うのかもしれないが
「単純にサンプリングするくらいなら、自分で格好良いリズムを叩きだせよ、自分で
ブレイク・ビーツをつくれよ」と思ったものだ。
え~と、スクラッチなんてのは、論外です。
私のレコードの取り扱いは、アメリカのラジオ局のDJ以上にラフな取り扱いをすると、
学生時代はからかわれたものだが(笑)、まさかレコードを擦るヤツが出て来るなんて・・・。

正確に辿ればヒップ・ホップの歴史は70年代初め頃まで遡るという。
そんな歴史の1枚が掲載写真のインクレディブル・ボンゴ・バンドの「ボンゴ・ロック」だ。
そして、これが「ヒップ・ホップ」なら私は「ヒップ・ホップ大好き」という事になるが
まあ、これはソウルとかファンクの枠で捉えるべきでしょう。
収録曲の多くはカバーなのだが、パーカッションを軸にリズム主導でホーンが被る様は
快感の極致。ギターがファンキーに絡む曲もあってロック者にも大きくアピールする音の筈。

そんなに曲の途中でドラムスだけになる「ブレイク」が好きなら、コンサートの途中の
ドラム・ソロでトイレに立つんじゃねぇよ、と言いたいところだが、それはプレイ・スタイルの
違いというものなんでしょう。(笑)

ロック者は収録曲『KIBURI』にジョン・レノンとリンゴ・スターが参加しているという
話に興味が行くだろう。聴いてみて実際に二人が何をしているのか、さっぱりわからないのだけど。
ただ、この『KIBURI』という曲そして「BONGO ROCK」というアルバムが73年リリースで
あることを思い返すと面白いことにブチあたる。
ミック・ジャガーが07年にリリースしたベスト盤には、レノンがプロデュースした
「TOO MANY COOKS」という曲が収録された。73年12月に録音されたものの公式には
35年近く未発表だったが、ブートレグ収録時は「この曲はレノンとリンゴが参加している」と
書かれた文章をよく見たものだ。
「TOO MANY COOKS」のドラムスがリンゴでは無いのは聴けばわかりそうな気もするが
(実際に叩いたのはジム・ケルトナー)この曲からはファンクやニュー・ソウルの匂いが
立ちこめる。もしかしたら、当のミック・ジャガーよりもジョン・レノンがそっち方面に
深い関心を持っていたのでは、と思わせるのが興味深く面白い73年のお話である。

ジョンはアルバム「ROCK'N'ROLL」のレコーディングを73年10月に開始している。
アルバム収録には泥臭すぎるこの曲を、ミックを素材に試していたという解釈も面白いが
ここにもまた、汲めども尽きぬロックの泉が溢れているというわけで、
今夜の戯言は、これにてお終い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 42

2010-04-04 22:01:55 | SOUL

ストーンズ・ファンの風上にも置けぬ発言となるかも知れないが、実は私の中では
名盤と言われる「LET IT BLLED」の位置づけは低い。リアル・タイムで接した方が、
激しく変わっていく時代の流れや空気を、このアルバムに感じたであろう事は理解できるが
完全後追いの私は、単純に収録された楽曲を聴いての感想、あるいは違ったアレンジで
演奏されたバージョンと比べての物言いになる。
まず「MIDNIGHT RAMBLER」はライブのほうが圧倒的に格好良い。
「YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT」はロンドン・バッハ合唱団との噛みあわせが
今ひとつ好きになれないし、キースがオープンGを取り入れてからの方が、つまりライブでの
演奏の方がギター・プレイの間というか風通しが良いように感じる。

ロバート・ジョンスンのレコードは更に後から聴いたのだが、「LOVE IN VAIN」の
アレンジは素晴らしい。あれがあんなふうに変わるのかという驚きは強烈だったのだが
そこに、この後有名になるギタリストが絡んでいて彼の手がらが大きく取りざたされるのも
気にくわない。もっともライ・クーダーはここではマンドリンをプレイしていて、その演奏は
効果的で何の文句も無いのだが、特に90年以降くらいから「スワンプ・ロック」なんてのを
語る時に引き合いにだされ、その手の音の愛好家にストーンズが貶められるのが我慢ならなかった
のだ。

で、実のところ最も苦手だったのが「GIMMIE SHELTER」だ。「え~っ」という声が聞こえて
きそうだが(笑)ミックとリードを分け合う女性ボーカルが苦手だったのだ。
昔から今に至るまでゴスペルの歌唱が苦手で、そんなものだから黒人女性ボーカリストの
シャウトはどうにも辛かった。今では以前ほど苦手ではなく、我が家の収納棚にも多くの
黒人女性ボーカリストのCDが収まっているけれど。アン・ピープルズとアレサが突破口だった
のだが、思えばアイク&ティナは初めて見聴きした時からO.K.だったのは何でだろう?(笑)

掲載写真はメリー・クレイトンが自身の名前を冠してリリースした71年のアルバム。
彼女こそ先の「GIMMIE SHELTER」でミックとデュエットした女性で、70年にはその曲名を
タイトルにしたアルバムでソロ・デビューした。ロックを聴く若者をターゲットの視野に
入れた選曲と、デヴィッド・T・ウォーカーやビリー・プレストンらがバックを
務めるサウンドの洗練され具合が上手くマッチして何よりメリーの説得力ある歌唱が
アルバムを聴きごたえのあるものにしている。

ニール・ヤング・カバーはアルバム冒頭に配された「SOUTHERN MAN」。ニールとレイナード・
スキナードのエピソードが思い起こされるわけだが、両者はミュージシャンとしては
互いに敬意を持っていたことは確認しておくべきだろう。
作者であるニールが歌う意味合いは勿論だが、ニューオリンズ出身の黒人女性である
メリー・クレイトンの歌唱が持つ意味も考えるべきかもしれない。

そういえば、いつぞや私が編んだCD2枚分の「ストーンズ・ベスト」には、ここで取り上げた
「LET IT BLEED」収録曲は1曲も選ばなかったなぁ。(笑)
おっと、メリー・クレイトンはあの「TOMMY」のオーケストラ版で「アシッド・クイーン」を
歌った人でもあった。ということで、ストーンズとザ・フーのファンには避けて通ることの
出来ない女性なのだ。(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GEORGE JACKSON IN MEMPHIS 1972 - 77

2010-02-14 08:58:51 | SOUL
ソウル通の間では確固とした評価を得ているものの、一般人(もちろん、私を含む)の間で
それほど名前が知られていない、ジョージ・ジャクスン。
U.S. BLACK DISK GUIDEを頼りにしても、出会う事はできない。
何故なら、シンガーとしてよりもソング・ライターとしての認知度が高いから、
と言うよりも、70年代にアルバムをリリースしていないから。
シングル盤を集めるような熱心なファンや、コンピレーション盤に目配りできる人でないと
歌手ジョージ・ジャクスンに出会えないのだから、それだけで聴く機会が限られるというものだ。

2004年に未発表集が出た時も評判は高かったように記憶するが、今回は72年から77年
までのシングルと、当時の未発表録音を集めたCD。様々なところで絶賛の記事を見たので
私もやっとこさ入手したのだが、これがなんとも気持ちのいい1枚だった。
複数のレーベルのシングルを1枚にまとめることが出来たのは、KENTの力仕事。
ジャケットの作りが、2008年にこれもKENTのいい仕事であるオヴェイションズの
「ONE IN A MILLION」のデザインを踏襲しているのが、なんとなく嬉しい。

スタジオ別の音の違いを感じ取れなくてもいいじゃないか。汗をまき散らすシャウターこそが
ソウルなんて誰が言ったの?。ロックに接近した時期のニュー・ソウルだけが格好いいわけでも
ない。(大好きなんだけど。)なんとも心に染みわたる彼の歌唱と絶品のトラックを
聴いていると、このCDを何度も繰り返して聴きたくなるはずだ。
コンピレーションCDではあるが、これから先のガイド・ブックには掲載されるべき
新たな基準になる1枚。そうであって欲しいと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BARRY WHITE / UNLIMITED

2009-11-07 12:24:35 | SOUL
一体何時頃から誰が、バリー・ホワイトのことを「愛の伝道師」だの「愛の使者」
だのと言うようになったのだろう?。発せられる声が低音ならセクシーなのか。
ああ、俺の声はちょっと高いよ、すまないね。(笑)
その低音ボイスが流麗なストリングスと絡まる時、陽当りのよい南向きの
部屋の午後2時であろうと、情事が始まるのだ。きっと。
官能的な音と言えば、リオン・ウェアとマーヴィン・ゲイが作り出した
「I WANT YOU 」がすぐに思い浮かぶのだが、そこまでは到達しないとしても
ここに収められたCD4枚を続けて聴くと、バリーが「愛の伝道師」で
「愛の使者」と呼ばれることに納得してしまう。

CD1枚目はほとんどがオルタネイト・バージョンという表記がある。
バリーのアルバムでカタログに残っている物は少なく、オリジナルとの
聴き比べが容易ではないが、彼が夜の帝王であることは誰にでもわかる
選曲。ラヴ・アンリミテッド・オーケストラの録音を集めたディスク3の
官能度の高さも嬉しい。ディスク4はバリーがプロデュースした様々な
アーティストの曲を聴くことが出来、ここまで纏めてもらえるのは
親切の極みというもの。

さて、問題はDVDである。まず70年代後半の失速後しばらく沈黙してから
復帰した87年から94年までのプロモを9曲見ることが出来る。
これが有り難いのかどうか、私にはさっぱりわからない。
ほとんどの曲が語りから始まり(それはいいのだが)、若い黒人の男女が
あまり衣服を身につけず、お互いの体を摺り寄せて弄り合う映像ばかりで
これはかなり辛い。バリーの音がどういうところで役立つかは、理解できるが
映像として面白いものでは無いのだ。そして改めてバリー御大のお姿を
確認して冒頭の「どこが愛の伝道師やねん。」という疑問がまた
湧き出たり。(笑)ああ、俺は失礼なヤツだ。

唯一の70年代の映像がビリー・ジョエル・カバー。白いピアノを
弾きながら歌うその映像はソフト・フォーカスで、いかにも70年代という
感じが出ていて、これは面白い。デイヴィッド・ハミルトンに写真を
撮らせていたら爆笑だったのだが。
全体的にコアなソウル・ミュージック・ファンには有り難いDVDだろうが、
まあ、私にはオプションのようなものであった。

それでも収録された4枚のCDは聴きごたえがあった。
クインシー・ジョーンズもティナ・ターナーも自らの世界に引きずり込む
バリー・ホワイトの漆黒の世界を、是非堪能していただきたい。
夜の収穫者、それはバリー・ホワイト・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YOU CAN DO A LOT WITH 100 WOMEN - 25

2009-10-06 21:13:32 | SOUL
金が無いのに必要な物が多くて困る。
誤魔化しながら着ていた礼服を新調したのだ。今年は既に2度も
お悔やみごとの席に出ることになったのだが、後1回有りそうというのと
それまでに痩せる自身が無いというか、無理なので。(笑)
というか、元々痩せていたのだ、ということを誰に言うでもなく
言い訳にしてしまうのだが、結婚後10キロ以上の体重の増加があったのも
事実。酒の飲み過ぎと運動不足なのは明白なのだけど。
礼服のサイズが変わったということは、スーツのサイズも変わったわけで
本当に出費がかさむ。

で、遂に我が家に携帯電話がやってきた。勿論私が契約するわけが無く
不測の事態に備えて、やむなく相方が契約してきたので私が使うわけでは
無い。二人揃って携帯電話を所持していないというと「変わり者」扱い
され、それをむしろ快感にすら思っていたのだが(笑)、これで
相方も一般人の仲間入り。私も時間の問題なのだろうか。
あまりに便利そうに使っていたら迷いが生じるかもしれない。
ところで、電子レンジとかクーラーは便利な物なのかね。(笑)
無くてもちっとも困らない生活を十数年続けているが、何か?。

携帯では無いが、「電話」をキーワードにすぐ浮かんだのが掲載写真で
ミリー・ジャクスンが73年に発表した2枚目「IT HURTS SO GOOD」。
『びっくり電話』でないところが捻くれていて自分で満足している。(笑)
ミリー・ジャクスンはそのステージや歌詞のせいで、人によってはキワモノ扱い
するケースがある。しかしながら70年代のマスル・ショールズ録音の
アルバム群はどれも聴き応えがあり、私は好きだ。人間の根本的な欲求の
幾つかを考えたら、その内の一つあるいは二つをミリーは完璧に満たす。
どれだけ美人でも困り者はいるものだ。いや床上手は皆美人に違いない。(笑)

このアルバムは全編聴きどころだが私のフェイバリット・トラックは
「DON'T SEND NOBODY ELSE」。この曲自体は翌74年に発表される
エース・スペクトラムのデビュー盤「INNER SPECTRUM」のA面トップに
配置され、そのバージョンの人気が高いのだがミリーの歌唱も負けず劣らず
素晴らしい。両者の相乗効果で曲の良さが高まっていると思えば
素敵なことだ。

このアルバムのジャケットは涙を見せているが、別のアルバムでは
舌舐めずりしている物もある。その多彩な表情に凡人の私なんかは
「国宝級の役者やのぉ」と言うしか無いのであった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

COOKIN' WITH THE MIRACLES

2009-08-02 17:34:42 | SOUL
毎月いろいろと発売が待ち遠しいアルバムがあって、かなり先まで
予約をしているのだが、気がつけば9月でカードの有効期限が切れるのだった。
新しいカードは信販会社を変更したので、気をつけねばならないなと
何度も発売が延期になる、とあるCDの発売日にやきもきする日々・・・。

予定通りにいけば8月上旬には、かのHIP-Oからスモーキー・ロビンスン&
ザ・ミラクルズの最初の5枚のアルバムを収録した2枚組CD「DEPEND ON
ME : THE EARLY ALBUMS」が初売される。過去単独でCD化されたのは
2枚だけで残る3枚は初CD化。スティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・
ゲイ、ジャクスン5らに比べると、再発状況はおそまつ極まりないが
とりあえず、聴くことができなければ話にならないので、今回のリリースを
楽しみにしている。

掲載写真は61年発売の2枚目「COOKIN' WITH THE MIRCLES」。
94年にCD化されたのだが、所謂有名曲が収録されていない地味な位置づけの
このアルバムがCDになったのはちょっとした驚きだった。
しかしながら、聴きどころは多い。つまり、まだH-D-Hの手が入る前の
スモーキーの天才を感じるにはもってこいなのだ。プロデュースこそ
ベリー・ゴーディーの名がクレジットされているが、1曲を除きすべての
曲を手掛けるスモーキーの作曲能力と声には後のロック世代を魅了する
要素、特にリズムにはそれを強く感じずにはいられない。

なにしろ、スモーキー・ロビンスン&ザ・ミラクルズはタムラ/モータウンとの
最初の契約アーティストなのだ。心して聴かねば。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする